うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニメ最終回⑦

2015年10月01日 19時57分19秒 | アニメ
10月に入ったというのに、未だに半袖をしまえないかもしたです。
まだ暑いんだもん(--;) 10月ですよ!秋のど真ん中ですよ! なのにいまだに最高気温26度って・・・秋が来ないまま冬に突入しそうですが、とりあえず暮れゆく夏=夏アニメも大詰めですね。明日からは結構新番組が始まりますが、最後の最終回チェックかな。
『怪獣酒場』:ウルトラマンに登場する、有名な怪獣さんたちが、居酒屋さんで働いており、その日常の悲喜こもごもをシュールに描いた5分(実質3分か。ウルトラマン並みに)アニメ(笑) バイトの裏側とか、チェーン店の居酒屋での店長の苦労とかが現実世界のようにありありと描かれていて、とても他人事とは思えない(苦笑) しかも石坂浩二さんのナレーションが、ほんわかしつつもなんかシュールっぽくって、そこはかとなく哀愁を漂わせておりました。
最後は大きな店にみんなバイトも引き抜かれ、こまったバルタン星人店長が一人切り盛りしていましたが、結局みんなアットホームないつもの店に戻ってきてくれて、最終回はめでたしめでたしで終わって良かったね♪これからも癒してあげてくださいv
『それが声優!』:あさのますみさん(声優さん)が原作で、彼女の出演作『ハヤテのごとく!』の原作者の畑先生が作画を担当している、珍しいユニットのアニメ化。しかも同人誌としてコミケで販売+Web作品として売り出して、それがアニメ化というかなーり珍しい経緯を持つ作品でした。
半期前に放送していた『SHIROBAKO』がいわゆる動画の制作会社が舞台だとしたら、こちらはまんまそれに声を当てる声優さんの現場が舞台。しかも本物の声優さんが『自分役』という形で登場していて、作っていない地声で『自分自身』というキャラの声を当てていらっしゃったので、非常に面白かったです!特に第一話の野沢雅子さん。あと第8話(だったかな)で登場された真地勇志さん。真地さんは海外の作品の吹き替えとか、ナレーションが多いので、アニメよりもそちらの方でかもしたもお名前を拝見していたので、まさかこの番組で登場するとは思わずびっくりしたっす!でもこれで声優さんの仕事の幅がどれだけなものか、よくわかりました。
ストーリーは、新人声優の主人公:一之瀬双葉さんが駆け出しから始まって、ユニットやWebラジオ等活動を広げていく・・・途中で何度もオーディションに落ち続けたり、緊張や失敗、落ち込むことも多いですが、その度に成長していく、純粋に主人公とその仲間たちとの青春ストーリーでした。これを見るだけで、いかにプロの声優さんになるのが大変か、よ~~くわかりました。ああしてテロップに名前が出るって、どんなにすごいことなのか、しみじみ伝わってきましたよ。本当に好きじゃないと続けられない仕事ですね。売れなければずっと仕事は無し。その間、アルバイトなどで食いつながなきゃならない。しかももし仕事が決まればそのバイトのシフトも変えてもらったりしなきゃならないわ、といっても1クールが殆どのアニメ業界では、すぐに仕事もなくなるわけで・・・かもしたには絶対できない仕事だ。
最後は事務所に所属できるか否かまで、生き残りをかけなきゃいかんなんて・・・見た目声優さんって楽しく明るく仕事していそうで、裏ではものすごく厳しい、それを勝ち抜いてきたごくわずかの人たちが脚光を浴びる、厳しさも伝わって、甘いだけではない裏の現実を突き付けられ、声優という職業の世界が少しわかった気がします。
声優を目指している方は、文字通り「人生賭けて」行かなきゃならない・・・今勉強している声優の卵さんたち、頑張ってください☆
『オーバーロード』:こちらはライトノベルズ原作ですが、ライノベの定番『ハーレムアニメ』ではなく(確かに主人公は女性キャラに限らず男性からもモテモテvでしたが、あくまで相手はアバター)、かつて作り上げたゲーム世界をリアルとして、支配していく物語でした。
主人公は至って普通の人間「鈴木さん」。アプリが終了してしまうゲームで、『モモンガさん』という名前で仲間とギルドを作って輝かしく活躍した世界が終わってしまうのを惜しんで、サービス終了の最後までアプリの中にいたところ、終了と同時にゲーム時代に作ったアバターのままにユグドラシルの法則が通用する異世界へ転移してしまう。
そこではアンデットのままの自分を、意志を持って王として仕えようとするアバター達(かつて鈴木さんのアプリ仲間だった人たちが作ったアバター)が待っていた。『モモンガ』は『アインズ』と名前を替え、この異世界を治めるべく、配下のアバター達とともに戦いを繰り広げていく―――というストーリーでした。
アンデッドのキャラクターのためか、見かけ怖い人(…人じゃないか^^;)に見える上に、割と冷酷な態度も取るんですが、何せ鈴木さん(笑)ですから、かつての友人たちが作ったアバターや世界には、人間味のある優しさを持っていたりして、アンバランスさも面白かったです。
最後のシャルティアとの戦いは、何せ元々のアバターのレベルが高いせいか、ノーマルユーザーにはさっぱりわからない(手の届かない)魔法やらアイテムでの戦いになっていったので、今後の戦いがどれだけ凄いことになるのかと思っていたところで終了。結局シャルティアを操った犯人も判らずじまいでしたので、惜しかった!
ゲームの世界に閉じ込められる・・・という物語はSAOはじめ、結構いろんな作品がありますけれど、目的が「ゲームの攻略」に対して、この作品は「支配」だったので、また別の観点から見れて面白かったです。
余談ですが、アルベドさんが美人vと思っていたら、とんでもないヒロインでした(笑)『ヒドイン』とはよく言ったもの(笑)名づけた人はいいセンスですv
最後はシャルティアを操っていたらしい新たなキャラの影が見えたり、いろいろ動きがありそうなところで終了してしまったので、もしかしたら2期への複線か!?出たら見てみたいです。