亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

今年納めの法話会

2017-12-20 | 健康・病気

今年最後の法話会はぜんざいだった。

機関誌『本願寺新報』より。

阿弥陀様は実在の仏様でなく、私たちの心の中にいる精神上の仏様。

信仰が無ければ、いないのと同じ。

それでも私たちをお救い下さるとおっしゃっている。

実在しないと分かっていても、私たちは信じて生きなければならない弱い存在。

今は、この科学の世界にそんなバカげたことが信じられるかと笑うが。

いざ、生死の境に立たされた時、信じないと断言できるか・・・

わからない。

今回、西本願寺の機関誌を戴いた。

このような記事で一杯だった。

そんなバカげた法話会になぜ行くのかというと。

父が熱心な仏教信者で、もう亡くなってから30年近くなるが、なにもしてやれなかった私はせめての供養と、何度聞いても右から左。特急「かがやき」のように頭の中を通り過ぎていく、有難い法話???を聞きに行く。

父は草葉の陰でどう思っているだろうか。

罰当たりな、ちゃんと仏様を信じなさい!

ぜんざいを戴いた後、急に心臓が高鳴り出した?

今まで経験したことのない動悸、胸の壁を突き破るかのような鋭い鼓動だった。

ああ、救急車を呼ばなければいけないかな・・・。

しばらくしていくらか楽になったが、

帰ってもまだ続く、家内が私の脈を見て「あっ!不整脈だ医者へ行かなければ」と脅かす。

テレビの健康番組で、「不整脈が出ると心臓の中の血液が澱み血栓が出来、それが脳に飛ぶと血管が詰まって脳梗塞を発症すると恐い話をしている。

気の小さい私は頭にクラクラっと来て、すぐ循環器専門の医者に連れて行ってもらう。

心電図を取ったが「不整脈はあるが、悪いものではないですよ。一様不整脈の薬を出しておきましょう。」と言われる。

テレビとやらが、どうも悪い。

医師に「テレビでこんなことを言っているよ。」と、いうと。笑って「そんなもん信じてはだめだよ」と言われたことを思い出す。

どんな病気かは医師が判断するもので、テレビが決めるものではないのだ。

でも、どうも気の弱い吾輩はどうしても無視できない。

悲しい人間だ。

ナモアミダブツ。

 

 

 

コメント (1)
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