今公開中の映画「武士の家計簿」で中村雅俊演ずる猪山信之の口癖「江戸の上屋敷の赤門は半分しか塗られていない。あれはわしが提案したのじゃ。・・・」
加賀藩13藩主前田斉泰は11代将軍徳川家斉の娘・溶姫と結婚した際に、姫の新居が建てられた。藩は財政難のため御守殿門に塗る十分な塗料が用意できなかった。そこで藩の会計係である猪山信之が悩んだすえ、半分だけ塗る事にしたのである。
信之の息子猪山直之の質素倹約ぶりを描いたのが「武士の家計簿」である。
こんなになるまで鉛筆を使う
これは私の質素倹約・・・いやケチなだけなのかも。
チラシの裏紙で作った日記帳
新聞の折込チラシ、ダイレクトメールなどには裏が白くて使えそうな物が多く有ります。
私はそれを集めてB4の大きさに切り揃えて半分におり白い部分を表にして重ねてノートにして日記帳にしています。
お金が無いからではではなく、もったいなくて捨てられないのです。
子供の頃は鉛筆を買う金が無く、人の捨てた物を拾って使っていました。
ノートは書く所が無くなるまで使いました。
本当にそんな事までする必要があったのでしょうか?
いや、私の持って生まれた性分なのかも知れません。
広告もよく使うなあ。あれはつるつるしたのがボールペンのなじみがよくて、メモ帳にしています。テレビで木村拓哉演じる計算ま子ちゃんが、クリップで束ねたメモ用紙をエコロジーだとコメディーにしていました。私もそれに触発されて、昔取った杵柄で同じことを。
受験時代以来の、なつかしい小道具です。