亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

0葬

2014-12-11 | 法話

 

法話の中に0葬の話が出て来た。

宗教学者の島田裕巳氏が「0葬」という本を出しているらしい。

最近、お金を掛けない家族葬と言うのが流行っているらしい。

故人が家族に迷惑かけたくないから家族葬にしてくれと頼んでいくとの事。

家族葬には直葬といって火葬するだけで、あとは何もしないというのがあるらしい。

これだとか火葬料だけで済むという。

新聞の死亡欄に「終了しました」と言うのが時々載っている。これが家族葬だという。

葬儀屋さんに家族葬にしてくれと言うと、誰にも分からないようにしてくれるとか。

ひどいのになると、近所どころか親戚、兄弟にも言わずファミリーだけというのがあるという。

「でもこれでいいのか。新聞に終了しましたと載せると後から弔問に来る人が絶えず反って大変。葬式をすれば2日で済むものを、次々と弔問客がが訪れるとその間 家を開けることが出来ず、反って煩雑な思いをしなければならず、その方が大変なのではないか」とお寺さんの意見。

「どうせ年賀の欠礼を出さなければならないのだから、いずれ分かってしまう」

いくら本人が周りに迷惑かけたくないと言っても子供にしてみればそんなものではないと思う。やはりちゃんとして見送ってやりたいのでは・・・というお話。

果たして我が家はどうだろうか・・・お葬式どころではない、ほったらかしにされるかもしれない。

独り暮らしの老人がアパートの1室で死んでいたという記事が載っていることがあるが。

発見されても家族がどこにいるかもわからないというのもあるだろ。

まだ家族葬をやってもらえるだけ有難いと思わなければ。

インターネットで葬儀屋さんを探してもらえるというのがあるらしい。

便利な世の中になったものだ。

0葬とはいっても全くお金を使わないという訳にはいかない。

「お役所のお金を使ったらだめですよ」と、お寺さんからの忠告。


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