亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

雲雀山

2021-12-04 | 写謡
横佩の右大臣豊成公はさる人の讒奏により、娘を雲雀山に捨てるように部下に命じた。侍従の乳母は不憫に思い。暇乞いをして大臣の娘の供をした。
侍従は狩場で偶然横佩の右大臣と出会います。
右大臣はその花売りが侍従の乳母であることに気付き娘の行方を問いただします。
乳母は大臣を疑い姫は死んだと嘘をつきます。

は共にガンとも読み同じ鳥のことを指す。
誤解が解けて右大臣は娘を籠に乗せ連れて帰ります。
讒奏(讒言)は相手を陥れるために嘘をつくことです。
右大臣はまんまと騙されました。
本ユリという所がある。普通はクリという所にあるのだが、何故かここにはクリとは書いてありません。本ユリとはどういう意味か考えさせられた。
書いて見たい字が沢山あるがどれもこれも難しい漢字ばかり。
その中で手に負えそうなものを選んで書いて見た。
筆を使って字を書くとその意味を深く考えるようになる。
筆で書くということは大切なことだと思う。
コメント
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