亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

これは講演会ではない、勉強会です

2018-08-12 | 日記・エッセイ・コラム

今日も街は観光客で一杯。

このくそ暑いなか、膚の皮も引きむしりたくなるような暑さ、市内は観光客で一杯。よくあんなもの着ていられるなと思うくらい着飾った美女たちが涼しげに闊歩している。

日中何もすることのない亀は今日も分かりもしない講演を聞きにいった。

今回は「人口問題を考える」という講演で、フランスの現状を紹介する内容だった。

最初に主催者の言葉。「これは講演ではない、勉強会です.従って講師ではなく説明者です」といわれてドキィとする。

何か意見を聞かれたらどうしよう。耳の悪い亀は相手の言っていることが良く分からない。質問したとしても、返ってくる言葉にうまく反応できない。どうしよう、えらいとこに来てしまった。

フランスばかりでなく欧州は人口対策に真剣に取り組んでいる。その成果として最近は人口が増えているという。移民政策で人口を増やしているという。誰でもフランス人になれるわけではなく優秀な人だけがフランス人になれるのだそうだ。フランスの周辺には昔植民地だった国が多く難民は皆フランス語が喋れるという。福祉は充実しているが税金が高い。

日本どうだろうか、福祉の充実を望む声は多いが、税金を取られるのが嫌という人間ばかりだ。

子どもの減少は何処の国も同じだが、日本より大変なのはお隣の韓国。表が出ていたが、昔は日本の何倍も子供が生まれていたが今は日本より深刻な状態になっている。

韓国と言う国は、やたらと日本を敵視することが好きでそれがずっと韓国経済の妨げになっていた。もし日本と友好関係をたもっていればこんな深刻状態にならなかったに違いない。

講演が終わって質問、意見が頻発した。今までこんなに議論された講演会は経験してない。凄い所に来てしまった。それにみなさんの知識が凄いのに吃驚した、どっちが先生か生徒か分からないとはこのことか。

いま日本に中国人が5万人きているという。今の中国の人口にかんがみて放っておけない数字。うっかりすると日本はのっとろられてしまうかも知れないと真剣に議論する講習生もいた。先生もたじたじだった。

食卓に座っていると、足元にちょこんと座っている可愛いマスコット。食べ物をもらえるのをじっと待っている。貰えないからと癇癪を起すことは決してない。御馳走さんと手をたたく、意味が分かったのかいそいそとその場を離れていく。これが飼い犬の性質いうものか。だからよけい可愛い。

大分大人しくなったが、まだ亀の膝に乗ってこない、もう少しなのだがなぁ。

 

コメント
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