亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

入院の日が決まった

2018-06-09 | 健康・病気

先日の百万石祭りの夜、薪能を見に行ったら、夕方の金沢城の上にカラスが20羽位群れを成してねぐら目指して飛んで行った。それはそれは見ごたえがあったが、カメラのシャッターが上手く切れない。何度もチャンスはあったがことごとく逃がした。写真の技術の難しさを思い知った。

橋爪門

昨日、病院へ行った。9時の予約だというので早めに入ったが順番がなかなか来ない。あまり遅いので受付へ行って訊ねた。血液検査の結果待ちで決して忘れているのではないという。

隣りの席に座った人が、いきなり声をかけてきた。

「どうなさいました?」

「どうやら前立腺がんのようです。」

「私もそうです。12年前に手術しました。始めは前立腺肥大で手術したのですが、後でがんと分かりました。ショックでしたね。お宅は?」

「前立腺がんは多いと聞いているのでそれほどショックは感じませんでした。」

「十数年前に、タバコを止めました。酒は一週間に焼酎小瓶に一本ぐらいにしています。お宅はどうなのですか、たばこは?酒は?」

「全然やりません。所でどのくらい入院されていたのですか。」

「一か月入院しました。」

「血尿は何日ぐらい出ましたか。」

「たいしたことない。一週間ぐらいでした。」

彼は私の聞こえない右耳側に座って話しかけてくるので、聞き取りにくくて相手をするのが大変だった。

大学病院とあって多くの人が並んでいる。が、誰も隣の人と話していない。話し掛ける雰囲気ではない。

こんななかで見ず知らずの人に話しかける人がいる、勇気のある人がいるんだな。

話して見れば参考になることばかり、もっと勇敢な人にならなくては。

後から来た彼がどういう訳か先に診察室に入った。おいおい、俺はどうなっているのだよ。

やっと順番が回ってきた。

「1月17日に入院です。手術は21日です。(写真を見せながら)こんな針が15本入ります。(見るからに痛そう)痛いので麻酔をかけます。後で入院の説明をします。」

金沢大学では、針を刺して強烈な放射線を放出して、一気に治してしまう治療法を行っている。これは世界最先端の技術だそうでまだ採用ている病院は殆ど無いという。痛くても一度だけなので我慢しなくては。

帰って妻に報告すると、「えぇ!!。1月、一番寒い時期じゃないの。12月にならなかったの。」と文句を言う。

そんなこといったって・・・。

第一、半年以上順番を待たなければいけない程。我が儘が通る訳がない。

 

コウちゃんがだいぶ慣れてきた。ご飯粒を喜んで食べるので、今日もいつもの通り、指の先に飯粒を乗せて食べさせた。ところが一部だけ食べて何が気に食わなかったのか、いきなりガブリ。何のマイブレもなく攻撃してくるのでかなわない。まだまだ油断が出来ない。我が儘コウちゃん。

大したことないと思ったがどうやら肉まで持って行かれたらしい。トッホッホッホ。

 

 

コメント
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