亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

あいさつ

2011-07-28 | インポート

今回の高砂大学の講義は金沢市の教育委員会からお偉い先生がわざわざ足を運んで下さいました。
課題は
金沢市の絆教育 -学校・地域・家庭ー
金沢の小中学校では今・・。孫教育で大切なこと

学校はこれから夏休みに入ります。でも、先生には夏休みはありません。
生徒はいなくても先生は何かと忙しいのです。これからの指導方針を考えたり研修に行ったり他の先生との打ち合わせをしたりと・・・。多くの本を読んでおくことも大事な仕事です。
3年前の浅野川の氾濫をきっかけに、子供たちのボランテアの大切さを教えるため7月28日はボランテアの日と定め市内の生徒さんは一斉に市内清掃活動などのボランテアを行います。皆さんも町で見かけたら是非声をかけてやってください。
などなど、多くのことを教わりました。

今回はそのなかで、「あいさつ」について考えてみよう。
「だめですね~。゛おはよう"と言っても殆ど無視されます。3回目でやっと振り向いてくれます。5回ぐら言ったらやっとピョコンと頭をさげてくれます。」
皆が皆そうではありません。県の行事で毎年「百万ツーデーウォーク」と言うのをやっているのですが、その時可愛い女の子が塀の上に昇って通り過ぎるウォーキングマン達一人ひとりに元気な声で「おはようございます」と挨拶していました。皆さんニコニコ嬉しそうに挨拶を返していました。
そんな子供たちもたま見かけます。
「勉強は出来なくてもいい、挨拶が出来る人間になりなさい。社会へ出たらきっとかわいがってもらえるよ。」と指導しているそうです。
「みなさん、すれ違った知人が挨拶をせず黙って通り過ぎたとしたらどう思いますか。もしかしたらその人は気付かなかっただけなのかもしれません。でもあなたは、なんと生意気な人だと思いませんか。」
その挨拶が中々出来ないんですね。私もどれだけ苦しんだ事か。今でも悩んでいるけど。
以前は、随分ねたんだものですけど・・・。
我が子の教育に失敗した私は、今我が孫に、一生懸命に指導しています。「おはよう」。「さようなら」。「有難う」などなど、じいちゃんから積極的に言っています。中々答えてくれないけど・・・。
じいさまは散々悩んだ想いを孫達にあじわさせたくありません。

コメント (3)
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