白山の神聖な水が流れでて豊かな穀物を作り出す手取川扇状地です。
扇の要であり、白山の登山口でもある、ここ白山市の鶴来地区にしらやまさん(白山比咩神社)がある。
そして、そのすぐ後ろがパラグライダーで全国に知られた獅子吼高原がある。
獅子吼白山比咩神社鳥居
この獅子吼高原は海抜650mにありその頂上はなだらかな斜面になっており、その一角にお粗末ながら比咩神社の分社がある。
ここでおみくじを引くと幸運を呼ぶと、若いカップルが多く訪れるとのことだが、肝心のおみくじが何処に有るのかわからなかった。
白山の方角です。パラグライダーを撮ったつもりだが、何処に写っているのかな?
拡大してよく見よう。
白山比咩起神社の森
ロープウェイを下りていよいよ、白山比咩神社へ乗り込んでみよう。
今はバイパスの方から入るのがごく普通になっているが、本来はここが正式な入口だ。
鳥居を潜ると広い階段があって、さすが全国三千余社ある白山神社の総本宮だけあってみごたえがある。
階段の途中に立派な手水所がある。
中に何か書いてある。
明治天皇 御製
「さしのぼろ 朝日の ひかりくもりなく 栄えむ国を わが祈るかな。」
拝殿
ここに有るのは本宮、白山山頂には奥宮。
白山に登れない人のため境内には白山奥宮遥拝所がある。
ご祭神は 白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)
菊理媛神(くくりいめのかみ)
伊弉諾神(いざなぎのかみ)
伊弉冉神(いざなみのかみ)
芭蕉の句碑
風かをる越の白嶺を国の華 翁
いたるところで芭蕉の句碑におめにかかれます。
しらやまさんにも存在していた。
加賀一の宮
利用者が少ないということで今年初めに廃止になりました。
電車を利用すると鶴来駅から歩きです。
土地勘の無い人にとっては、電車が1番なのだが、なんだか寂しくなる。
せめて初詣の時だけでも運行してもらえないだろうか。