鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

氷屋さん

2016年07月19日 | 日記

冷蔵庫に麦茶が定位置に納まり、

時々はスイカがドカンとその存在感を示し、

時々、ほんとに時々ビールが冷えている、我が家の夏の冷蔵庫。

きっと今の若い人は知らないと思うのですが、子どもの頃の冷蔵庫には

大きな氷の塊が入っていました。

確か一貫目とか二貫目とか母が言っていた記憶が・・・、

「氷屋さん」が家の前まで来て、大きな塊をのこぎりで切って

木の冷蔵庫の中に納めてくれていました。で、考えたら素敵なデザインでした、

木の冷蔵庫。

すいか🍉も、トマトも、胡瓜も、氷の冷蔵庫の方が美味しかったように思えます。

数年前まで、鎌倉小町通リの路地に氷屋やさんがありました。

夏になると用もないのによくわざわざ前を通りました。

ぎこぎこと氷を切っているのを見るのが好きでした。

氷もコンビニで買えるようになり、氷屋さんは廃業してしまいました。

「酒屋さん」も「お米屋さん」も、みなコンビニが抱え込んでしまいました。

そのコンビニも、乱立してパイの取り合いとなっています。

便利にはなったのでしょうが、何かが寂しいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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着物人口

2016年07月18日 | 日記

経済産業省が職員に和服で出勤を促す「きものの日」の導入を検討していると

昨年の新聞記事にあった。その後どうなったか?

和服産業は縮小の一途だといわれているが、私の周りでは着物熱は上がっている。

「職員に着物を・・・」はどうかと思う。

それより、中学校生が、ゆかたの着付けを習えるようにしてほしいです。

ゆかた熱はすごいです。ゆかたが売れれば小物も売れる。

でも、今へんなセット販売の「ゆかた」が多いので・・・。

鎌倉では、このところ「きもののリース、当日でもOK!」の看板をよく見かけます。

綺麗に着付けをしたきもの姿の若い人がふえました。

きものは慣れしかないので、ゆかたで慣れて、是非街着まで進んでいただきたい。

ゆかたから街着までの距離が・・・、ここが埋まらないと着物人口は増えないのです。

何を、どうしたらよいのだろう?

(和服の業界団体は11月15日をきものの日に定めている)

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乳母車

2016年07月17日 | 日記

今は「ベビーカー」という。

「乳母車」は大正、昭和の匂いがする。

でも「乳」「母」という字が入っているのでこちらの呼び方のが好きだ。

娘が選んだ乳母車は黒い頑丈な実質本位の物。

乳母車という甘いそれとはかけ離れている。

ぐずる孫に「お散歩行こうか」と声をかけ乳母車に乗せ外に出ると、ピタリとやむ。

車中の人となった彼は、いつもご機嫌な様子。

 

 乳母車夏の怒涛によこむきに   橋本多佳子

大海原を前に、健やかに眠る赤ちゃんを載せた一台の乳母車が砂浜にぽつんとある。

寄せては返す波がしらを見ながら、母親は本能で乳母車を横向きに位置づける。

大いなる大自然の勢いに、人は無力に等しい。

「母性」が乳母車を止めている。

大好きな句です。

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都知事選

2016年07月16日 | 日記

エアコンが稼働っぱなしです。

電気代を気にして熱中症になったらいけないと思うので

家に居る時は除湿、冷房が早朝深夜以外動いている。

京都の祇園祭が始まったとニュースが伝える。

いよいよ夏本番だ。

都知事選も役者が出揃ろった。

小池百合子は孤軍奮闘のイメージを植え付ける。

増田寛也は実務経験をアピール、

鳥越俊太郎は人生最後の仕事に、都知事という舞台を目指す・・・、

都民ではないが、興味津々。

明日は、 

小池百合子は後楽園から浅草、秋葉原で方面で演説が予定されている。

増田博也氏は立川、昭島、慶応桜ヶ丘 々

鳥越俊太郎氏は町田、吉祥寺ほか     々

都民ではないが、ご本人たちの生の声をぜひ一度聞きたいと思う。

 

 

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おんめさま

2016年07月15日 | 日記

安産祈願で有名な大巧寺は「おんめさま」と呼ばれ、

日本全国から参拝客が絶えない。

お産女様(おうめさま)が語源と言われているおんめさま。

鎌倉駅かから3分、ここの庭園がそれは美しい。

季節の花々が、いつも手入れの行き届いた、清々しい風情で、

観光客を迎える。

観光ガイドにはなぜか華やかに紹介されないおんめさま、

私は好きです。

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