初冬

寒い、寒いです。

昨日のブログ、意味不明の内容失礼しました。あとで直そうと思いそのまま寝てしまい

朝読んだら「あれ？」

やっと仕上がった携帯ケースの写真です。あと、3つ作るものがあります。

もう少しお待ち下さい。遅くなりましてすみません。

仕事の打ち合わせで今日「今村さん、来年の５月予定入れといていいですか」と言われ

一瞬、いやな顔をしてしまった。誤解されたかも・・・。

とにかく一年が早くて早くて、「うわー、来年かー」と思わず顔に出てしまった。

仕事、大好き、いくらでも働きます！

努力した事が、わずかですが、きちんと結果にでるようになりました、やっとです。

努力をしても、結果に結びつかない長い歳月・・・、無駄とは思いませんがやはり

キツイです。

１２月、１月は有隣堂藤沢店でお世話になります。楽しみです。

新商品の企画が、これがまた楽しい苦労です。

暮れからお正月の「鎌倉今村」らしい商品がならびます。

お楽しみに、そして、宜しくお願い致します。

ケイタイケース

オーダーの、ケイタイケースです。

愛

冷たい雨の一日。

秋というより初冬に入りました。

寒さのせいでしょうか、本を読んでいて「愛」と言う字に出会うと何故か止まる。

まるで少女（！）みたい。

不思議な字。「あい」は「愛」以外考えられない。

愛という字の意味は「そのものの価値を認め、強くひきつけられる気持ち」とある。

そして、「可愛がり、いつくしむ心」とも記されている。

「愛」も「いつくしむ」も聖書の中に幾度も、くり返し出てくる。

クリスマスぐらいしか縁のない、クリスチャンでもない私はまともに聖書など

読んだ事が無いがおそらくそうだと思う。

母はクリスチャンだった。エリザベス・ルツと言う名前もらっていた。

しかし「聖書を読みなさい」とも「教会に行きなさい」とも一度も言わなかった。

和箪笥の扉の奥に、表紙の擦り切れた聖書が数冊納められていた。

それを見つけたのは、私が１５、６歳のころ。隣りには内村鑑三の著書も。

私の知る母は、盆暮れ、ご先祖様の命日に、いつも、いつも心を配り

お寺さん、お墓参りを実に几帳面にしていた。

身近な人の命日を、きちんと記した半紙が今も仏壇の中にある。

父の元に嫁ぎ、おそらく聖書を扉の奥に閉じ込めたものと思われる。

その件も含め、生前、愚痴めいた事は、ひと言も母の口から聞いた記憶が無い。

自分のことはどんな時も後回し、父、子供が最優先。

自身は何の贅沢もせず、身の丈にあった「暮らし」の大切さも母から学んだ。

小さな子供が大好きだった母、庭に来る小鳥達、草花を心からいつくしんだ母・・・


母の名は「愛子」

養老孟司

疲れたとき、でも活字が欲しい時、手にする本が養老孟司。

「希望とは、世界が変わるのではない、自分が変わるのである」という。

新潮社　　養老孟司の大言論　Ⅰ

たくさん、たくさん勉強になる。

でも今日は５、６ページでおしまい。

この２，３日下を向くと眩暈がする。思うように身体が動かない。

睡眠不足と思われる。「早く寝る」こんな簡単な事ができない。

出来ないのは何故？

「生き方の原理は、なるべく単純なほうがいい。しかし作業はなるべく楽な方がいい。

これを両立させるのは、容易ではない。武道の修行のようなものである。

うまくやれば、相手に勝つことが出来る。そのためにはしかし、自分の身体が

その注文に合うように動かなければならない。身体を思うように動かすには

修行がいる。生きている限り、どのみち苦労は絶えないのである。」


養老先生の、子育てとか、自然保護とかのお話の中のくだり。

優しいなー。「みんな思いどうりになんてならないんだから」といってくれる。

安心する。安心してねむる事が出来る。

おやすみなさい。

クリスマスブーツ

今日のワークショップで製作したものです。

本棚の立ち並ぶ、人が行き来する一角にコーナーを作りおこなわれました。

「あら、こんなことしているの」

「知らなかった、今度はいつやるんですか？」

そう、宣伝不足なんです。

予定時間の半分をすぎていたので「良かったらいかがですか」とも言えずすみません。

クリスマスブーツの作り方の出ている本を紹介出来ただけでした。

ワークショップは、今日で終りました。

鎌倉今村の商品は、３１日まで展示販売しております。

人気の風呂敷もはいりました。

是非、お近くまでいらしたらのぞいてください。


クリスマスまであと２ヶ月ですね。