午後の電車の中で、幼子が火がついたように泣いていた。乗客はまばらでした。
ワ-ワ-言っているのでよく聞き取れなかったのだが、「ママ、笑って-」と言っているようだった。
きっと何かをしでかして怒られたのでしょう、怒る時のママは、笑ってないよ、大抵は、僕。
ママは知らん顔してスマホを見ていた。もう、こうなったら手が付けられないのです。子供に靴をはかせ、引きずるように次の駅で降りて行った。
どのくらい、幾つぐらいの駅間を泣きわめいていたのでしょう。年配のご婦人たちは苦笑していた人もいたから、真から迷惑がっていた人はいない空気でしたが・・・。つらいのはママです。危険な事をしたらその場で叱るのは絶対ですから。
ママの笑顔、1番だもんね、私だって、この歳だって、今だってお母さんに「いいこいいこ」してほしいのです。お母さん、もういません。
たくさん褒めてもらうようなこと、したかった、もう遅いのです。
おかあさん。
一昨日から有隣堂大井町店の催事が始まりました。
今年2度目です、嬉しいです。大井町は落ち着いたとても素敵な町です。品川と川崎に挟まれた駅で、普段あまりご縁がなかったのですが、催事で何度か足を運ぶ内に、すっかり気に入ってしまい、メンテナンスに行く日が楽しみです。
土地とのご縁は、不思議なもので,電車に乗っていても「ここ降りたことない」と言うところがあります。いや、そんなところばかりです。
仕事は、あらゆるところに私を運んでくれて、色々な体験をさせてくれて、その結果「経済」を生み出してくれる。有難いことです。
そんなことを考えていたら、少しでも長く仕事にかかわっていたいと改めて思うのです。行きがかり上、社長やってますが、中小企業の、いや、弱小企業の社長の一番の条件は「健康」だと思っています。
ですから、暴飲暴食を慎み、よく歩き、何よりも仕事を愛し、後,ちょっと旅行にも行きたいと思っているのですが・・・。