満開の桜に無常の雨。
桜は、一気に花開き、栄えたと思うと一気に終息となる。
その潔さ、ぐだぐだと咲き続けようとしない。
散りぎわの美しさ・・・、他の花にないところ。
鎌倉は、さくらに埋もれています。夜桜楽しんできました。
段葛、八幡様。でもかなり寒いです。
風邪ひかないよう、花吹雪のなかを歩きたいです。
月や宇宙に興味をもつ女子を「宙ガール」というらしい。
20年前鎌倉に越してきて、最初の買い物が天体望遠鏡だった。
まだ幼稚園児だった娘と、ベランダに設置した望遠鏡を夜な夜なのぞいた。
何より驚いたのは土星を見た時だ。うまく説明できないのだが、どきりとした。
彗星もよく追った。わたしのブログに星の話がよく出てくるのはそんな訳です。
今も夜空を毎日見上げます。歌の文句のように風のつよい、晴れた日、驚くほどの
ちいさな星を肉眼で見ることが出来ます。でも、鎌倉の街、意外と明るいのです。
平和だということですね、街が明るいということは。
101歳の義母がかぜをひているとメールでお知らせがきた。
いつも、お世話をしてくれているお嫁さん。
27日にみんなでお花見をする予定でした。楽しみにしていました。
みんな本当に仲がよく、義母はお嫁さんを心から信頼しきっている。
何しろ101歳、無理もないです。
誰もが驚く元気印のおばあちゃまです。が、風邪ぐらいひきますよね。
熱、下がりますように、咳、ひどくなりませんよう、祈るしかできなくて・・・
今日は、特別寒いです。
桜の花もふるえてました。
京急の快速電車の扉が閉まろうとしていた。
私は急ぐ旅でもないのにダッシュ。ギリギリだった、と思う。
背中で扉が閉ったのと同時にわたしの肩をたぐりよせた人がいた。
勿論知り合いではない。40代の(おそらく)女性。
車内にその人の中学生ぐらいのこどもが2人、私の前にすべり込んだ。
どうやら、私は2人の子供と一諸に「お母さん」の介添えで快速に乗れたようだ。
不思議な気がした。とっさのその手のぬくもりがやけに沁みた。
その女性は私と目をあわせることもなく、2人の子供をうながして隣りの車両へ。
ふくよかで、お化粧気の無い横顔は何とも素敵だった。
きっと『母性』、そうなのですね。温かい、ひと時の体験。