今日から有隣堂藤沢名店ビル店の催事が始まりました。
午前中から沢山のお客様にお越し頂き、嬉しい初日でした。
ありがとうございました。
夕方近く、素敵にお歳を重ねられたご夫妻の方が、写真のトートバック、
それも2つ、ほとんどひとめぼれという感じでお買い求めくださいました。
私は他のお客様の接客中で「そちらは米沢の藍染でございます」と一言お声かけしただけ。
レジにお礼を申し上げに行きましたら「イギリスにいる娘に送ります」とおっしゃられ、
「あちらにはこんなものないわ」と。イギリス！
懐かしい―、昨年の今頃私はロンドンにいた。
2か月半住んでいたラッセルスクエアーの町並みが瞬時によみがえる。
「実は・・・」などと、お話ししたかったです。
でも、私語はいけません、お買物のお時間のおじゃまをしてはいけません。
ありがとうございました。
イギリスの街中を米沢の藍染で作った「鎌倉今村」の商品が！
そう思っただけで胸が躍ります。
ありがとうございました。
有隣堂藤沢名店ビル店の催事が明日から始まります。
ＪＲ藤沢駅から直結で、名店ビルの4階です。
ブックカバー、新柄がそろいました。
夕方、搬入作業を終えて横浜駅西口へ。
商品のメンテナンス、おもに陳列を変えてきました。
有隣堂様にはお世話になって居ります。
昨日のブログで春が来たなんて書きましたが、風、冷たかったです。
暖かな日、お近くまでお越しの節、売り場、是非のぞいてください。
心よりお待ちしております。
鎌倉八幡宮の源氏池の隣に「ぼたん庭園」があります。
梅ばかりに目が行きますが、ここのボタン、かなり素敵です。
確か100種類近くあると聞いてます。
ぼたんは春先がきれいと言われていますが、この時期雪よけの藁帽子（？）も見られ、
冬ぼたんが満喫できます。
段葛は早咲きの桜が咲き始め、春が来ました。
起業時のドタバタ話は以前書きました。
苦労話ってつまらないですから・・・、とにかく続いてます、会社。
少しずつ変革していく「経営者」の私が俯瞰で見えてきた気がする。
大変はずーっと続くでしょうが、もう少し頑張らなければ。
経営者のお話はここまでで。おやすみなさい。
私の起業のきっかけは、娘の学校の同級生のお母さん達だ。
何の特技もなく、資格もない私は「何かできる人」がうらやましくて仕方がなかった。
例えば、手作りの洋服やバッグを子供に着せたり持たせたり、
役員の仕事で、パソコンの操作に秀でていたり、
デザイン性のある冊子づくりに個性を発揮したり、
「何々ちゃんのお母さん」以外の顔を知り、私は溜息まじりに言ったものだ。
「それ、仕事にしないの勿体ないわよ」
皆の答えはいつも決まって寂しいものだった。
「仕事なんてないわよ」
本当だろうか？洋裁学校やデザインの勉強を、時間とお金を使ってきたわけでしょ・・・、
何だか不思議な高揚感にとらわれた私は、
「それなら私が仕事作って見せるわ」と言ってしまった。
そそっかしく、危なっかしく、全く無防備な私だったが、
大好きな布とかかわることがうれしくて、次々試作を作り
「商品」作りに精を出した。
さて、その商品をどこで売るのかが大問題だった。
まともに物を売る仕事などした事の無い私は、出だしで立ち止る羽目に。
もう引き下がれなかった。門前払いを覚悟で鎌倉の小売店を回ることにした。
反応は悪かった。世の中はブランド志向、特にヨーロッパの伝統ある、
洗練された商品が席巻していた。
和を基調にした「鎌倉今村」の商品は見向きもされなかった。トホホのスタートでした。
