鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

今日、西口にて

2016年07月12日 | 日記

今、物が売れない中、物を作って売る仕事をしている。

好きだからしている。

好きでなくなったらやめるのか?

イヤ、生活がかかっているのでそんな訳にはいかない。

「景気はどうか」と訊ねられたら「厳しいですよ」と答える。

いつもいつも危機感を持っている。

お米や牛乳を売っている訳ではない、「鎌倉今村」の商品は必ずしも必要な物ではない。

今、有隣堂横浜西口店、書籍売り場の雑貨コーナーに、常設で商品を置かせて頂いている。

さすがに西口、ブックカバーも道中財布もおかげ様でよく動いている。常に品不足。

品不足なんてほめられた事ではないが、工房から商品を週に2,3度は運んでいる。

昨日、お客様からお電話をいただいた。

「今西口にいるのですが、道中財布、他の柄ありませんか?」

上がったばかりの道中財布を、本日夕方納品に行きますとお約束をし、

運よくさっきお目に掛かれた。

生地の説明、そして紐、チャームを変える事が出来ますなどとお話し

御買い上げいただいた。

以前は「父の日のプレゼント、ぜったいこれと決めたの、でも紐の色が・・・」

若いお嬢さんの電話に、工房から飛んで行ったこともあった。

「私だけの一点物をあなたに・・・」いつもそんな思いで商品と向き合っている。

もう少し利益を出さないと「経営者」としては失格すれすれのところで頑張っている。

言い訳はいらない。良質で楽しい商品を生み出し、提供し、利益を上げればいいことです。

それしかないわけで・・・。

 

 

 

 

 

 

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