KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

世紀の大発見?

2010-12-19 17:18:01 | その他
天気がいいので、イヌとお散歩。
今日はちょっと遠出をしてみましょうか。

ハウスのすぐ横に栗栖川が流れているので、その畔で遊んでいたところ、動物のホネを発見!


 
この歯のカタチは草食動物ですね。
ハウスの近辺で見かける動物は、シカとイノシシ。
たまにサルやクマもいるそうですが、このホネのカタチからすると違うようです。
顔が長く目が上の方についています。
たぶんシカではないかと思いますが、いつ頃からここにあったんでしょうね。
白骨化しているので数か月以上は経過しているに違いありません。
いつかの大雨で川が増水し、ここに流れ着いたのかもしれません。

お散歩道にこういった動物のホネが放置しているこの地域、いったいどれぐらい田舎なんでしょう。
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ラークスパー・バースデーピンクのつぼみ

2010-12-19 08:43:28 | 栽培状況
ピンチをするとそれほど伸びないね~とか言っているうちに、伸びてきました。
そら切花種やもんね。
こちらはラークスパー・バースデーピンクという品種です。
 

 
通常ピンチなしで育てると、頂芽が太く大きな花が付くと思いますが、矮化剤を使用せずにピンチだけで芽の数を増やし背丈コントロールすることを目標として試作しています。
ようやくツボミがはっきりと確認できるようになってきました。
 


バースデーピンクはもとより、ラークスパー自体初めて栽培していますので、ポットの土の量が足りているか、健全な体系を維持できるか、品質が確保できているか心配ごとはたくさん。
開花しても茎が細すぎて倒れてくると失敗になります。
ツボミが肥大化してくる今の時期に、急激に肥料が切れそうなタイミングです。

成功すると以下の写真のような花が咲きます。
写真はメーカーさんのカタログより抜粋して掲載させていただいております。



たぶん地植えだろうと思いますので、ぶっとい茎の立派な切り花が開花していますが、ポット栽培ではここまでは不可能。
どこまで近づくことができるか・・・・。
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この季節でもサルビアは開花しています

2010-12-17 18:05:02 | 挿し穂
今日も春の準備を着々と・・
宿根サルビア・バンヒューティを挿していきます。
写真は挿し穂をとる前の親株です。


 
残していた秋の出荷物を一度切り戻し、側枝をブワッとふかした状態の親株です。
一株から20~30本程度の挿し穂を取れます。
今日~明日にかけてはこの作業が中心。

 
この品種は、今の時期にかなり色が鮮やかになってきます。
KaLuckでは初秋に出荷していましたが、温度がかなり高かったせいで花の傷みが早く始まり、慌てて出荷していました。
この季節であれば、じっくりと5号鉢で花を満開に咲かせてみれば、いい感じに仕上がりそうです。
スプレンデンス系なので寒さには少し弱いので、12月の庭には向きませんが、温度さえあれば年中開花してくれますので、日の当たる明るい室内に置くといいですね。
季節的にもクリスマスっぽくて、こういう業は喜ばれるでしょうね。(農業改良普及センターのISKWさん、おもしろいアイディアありがとうございます)
来年に向けてちょっと見当してみようかな?






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フラワーガーデン泉の六本木社長、姫路にご来訪!

2010-12-16 20:15:15 | その他
昨日の話になります。

群馬県前橋市でフラワーガーデン泉(ガーデンセンターおよびガーデン・エクステリア設計施工)をご経営されていらっしゃる、六本木社長様が姫路にお越しになりました。

4年前の秋、(厚かましくも)私は農業改良普及センター職員とともにフラワーガーデン泉様の店舗に押し掛け、(厚かましくも)IGNグループメンバーのハウスの見学をお願いいたしました。
そのような勝手なお願いにも関わらず、日々お忙しいスケジュールであられる六本木社長様は一日掛けてハウスのご案内をしていただき、さらにはKaLuck経営の助言まで頂戴しました。
帰路の関越自動車道・中央自動車道では、感激で涙が止まらなかったことが脳裏によみがえってきました。

六本木社長様は、岡山・鳥取の生産者ハウスをご訪問され、いったん懇親会の為に姫路まで出てこられ、夜に丹波方面にご移動されるとのこと。
今回は農業改良普及センターの呼びかけにより、私も(厚かましく)懇親会に参加させていただいた次第です。


 

 
経営における営業姿勢、特にKaLuckの提案力の無さを的確にご指摘。
ポップにしろラベルにしろ、消費者に提案していけるような記載を生産者自らが発信していくべし、とご指摘いただきました。
例えばなんとなく3寸ポットで花を咲かせて出荷するのではなく、例えばこの花はハンギングにすると一層華やかに見えますよ・・とか、宿根草であればその商品の四季の変化を写真に収めてポップにしてみるとか・・。
ずっと頭を殴られっぱなしでしたが、本当にありがたいパンチをいただきました。

ご参加されているみなさんは、お酒がかなりお強いようで、最初は生ビールをグイグイ。
しかし昨日は真冬並みの気温なので、途中から焼酎に切り替えました。
六本木社長様のお好みは芋焼酎の「一刻者」という銘柄。
4リットルで1700円ぐらいの訳のわからない麦焼酎しか飲んでいない私は、「一刻者」の旨さに感激。


左から農業改良普及センターO様・アップルウェアー株式会社F様・六本木社長様・山下ガーデンY様・農業改良普及センターF様

皆様、寒い中楽しいひと時をありがとうございました。
六本木社長様、たくさんの助言をいただきありがとうございました。
お気をつけて丹波へ、そして帰路にお向かいください。

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ニゲラの移植

2010-12-15 09:23:51 | 移植


春出荷予定の苗の植えこみ作業が立て続けで大変忙しい毎日です。
今回はニゲラの植えこみ作業です。

ニゲラは切り花用品目で、普通に栽培すると背が高くなりすぎます。
開花させての出荷には少し矮化剤を効かせて仕立てないと大変になります。
この矮化剤ですが、昨年は少し強すぎたようで、背丈が平均して20センチ程度・・・これではニゲラっぽくありません。
今年の春はうまく仕立てることができたようです。
ただ一部に矮化剤の散布にかたよりがあったらしく、伸びすぎの株もありました。
私好みは地上部35~40センチで開花が理想です。
しかしこの高さでは切り花用に使うには少し物足らないかも知れませんね。
ガーデニングの背景としてお使いいただくのがいいような気がします。

5月には出荷が始まります。
よろしくお願いいたします。
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エキウム・・・漢字で書くと、益有無 ムムム~

2010-12-13 21:39:04 | 移植


エキウム・ブルーベッダーを移植しました。
比較的大きくなる品種で、地植えすると60センチぐらいの高さに成長しそうです。

エキウムはあまり聞きなれない名前ですね。
私も一昨年まで知りませんでしたが、たまたまいいなと思って試作してみましたが、思った以上の衝撃と涙の感動があり、本格的に栽培したくなりました。

この高さで4月開花のブルーはさほど種類はなさそうです。
デルフィニウムとならんで「KaLuckの4月青シリーズ」としてよろしくお願いいたします。

どんな花が咲くのかって??
今年の春の写真ですが、ご参考まで。




追記)ブログ記事のタイトルは、間違えてエキウムで変換を押してしまい、ムムム~なんか考えさせられます。
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来春の試作品目は8種類

2010-12-12 18:44:00 | 栽培状況


KaLuckの育苗風景です。
春に開花するお花の赤チャンたちです。

次年度は各種品目の入れ替えを目指して、試作品目の種類を多く栽培しております。
入れ替えといっても、古い品目を排除して新しい品目を取り入れるということではありませんのでご安心ください。

ユーザさんがご購入されて喜ばれる、お花屋さんにとって販売しやすく、KaLuckにとって経済的に安心できる、そういった品目の選択を目標に、入れ替えを行います。

とはいっても、そんな品目どこにあんねん?
誰もが同じことを考えて手さぐりしてるんや、そんな簡単に見つかるかいな!
これぞ!という品目があっても、おまえにそんな簡単に栽培できるかな?フフフ・・・

まあまあ、それは誰でも一緒。
ほとんどの生産者は程度の差はありますが、同じようなことを模索しながら計画をたてています。
そして何年もかけて試行錯誤しながら納得できる商品に仕立て、世に送り出しているのが実情です。
いや、上手な生産者は初年度から立派な商品を作り出せる方もいらっしゃいます。

小心者KaLuckの試作品は、恐々とプラグ1枚から始めます。
リスクを伴う初年度は数量は少なめに、試験ケースは多めに。
失敗したり、思ったほど美しくなかったり、栽培にてこずったり、経済的に喜べなかったり。
そんなあれこれでガックリし、翌年も栽培する気になる品目は・・・半分以下になりますね。










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頑張れガズー! 頑張れカンペー!

2010-12-10 22:19:40 | 栽培状況


ガズーの追肥で手がいっぱい!
移植して1カ月半、追肥にはちっと遅いかもしれませんが、慌てて置肥を施しています。
大きい肥料はグローアー、小さい粒は硫酸カルシウム。

寛平さんの持ちネタで「カルシウム足れへんねん」というのがありましたが、植物にとっても同じことで、カルシウムの不足している状態だと、心配です。(さすがに寛平さんのようにグニャグニャにはなりませんけどね)
ガズーは花茎がポキンとなりやすく、同時に花茎が伸びますので、ここでカルシウムを強化することで、ガッチリとした体格に仕立てていきます。

還暦を超えてもあれだけ頑張り続けている寛平さんの強靭な肉体は、相当なカルシウムを摂取されたんでしょうね?
ボッサボサの髪の毛が気になりますが、つくづく感動いたします。





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ラナンキュラスは2歳です

2010-12-08 19:43:17 | 栽培状況


ラナンキュラスはまだ小さい状態ですが、そろそろ大きくなってもらわないといけません。
今夏の猛暑を考慮して、早くタネを播くと発芽不良が多くなると思い、前回より遅らせています。
もちろんそれにひきずられ移植も遅れていますので、前回春の出荷開始となった3月7日よりも遅れると思います。
・・・あ~いや~どうでしょうか?
前回は5度設定でしたが、今回は8度設定を予定している品目と同居させますので、ひょっとして思ったより早く出荷できるかも。

ラナンキュラスは今回で2回目の生産で、わからないことだらけの初心者です。
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最近はねじれ飴を見なくなりましたねぇ

2010-12-07 17:08:22 | 栽培状況


秋咲きオキザリス・パーシカラーを手に入れました。
パーシカラーはごらんのように白い花ですが、花弁裏の縁が赤くなっています。
ツボミが閉じていても、この赤色がねじれ飴のような面白い模様を描いてくれます。

来年の生産につなげていきたい品種なので、まずプランターに植え替えて球根を太らせないといけません。


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