暑くなってきても、私を食べないでください

ケイトウは鶏頭と書きます。鶏の頭のような姿からこの名前が付けられているようですが、他にも炎のような穂が出るケイトウ、脳みそのようなケイトウもあります。

写真のケイトウは炎のようなケイトウ。アイスクリームという品種ですが、アイスクリームというよりもやっぱり炎のようです。

濃赤色はストロベリーという名前が付いています。薄赤色はチェリー、濃黄色はマンゴー、薄黄色はバナナ、ピンクはピーチ、オレンジはオレンジそのまま。
アイスクリームという品種だけあって、色名称にかなり苦戦した後が伺えます。

私なら、炎という品種名で次のような色名称を・・・
　濃赤色→約束の炎
　薄赤色→情熱の炎
　濃黄色→友情の炎
　薄黄色→哀愁の炎
　ピンク色→優雅の炎
　オレンジ色→淡麗の炎
まったく、なんの色かわからなくなりました。

ストロベリーフィールド ｆｏｒｅｖｅｒ

千日紅は花の寿命が長く、なかなか傷まないのでドライフラワーとして利用されることも多いです。
1000日の間紅い色を持続するので千日紅と言われていますが、実際はどうであろうか？？
６年前にドライフラワーを作りましたが、３か月ぐらいで　紅色→茶色　に変化しました。
ドライフラワーの作り方が悪かったのかも知れませんが、我が家では千日茶と言うことにしました。
千日茶って、なんとなく健康に良さそうですね。
肥満大敵千日茶、便秘によく聞く千日茶、痛風の方にも千日茶、スポーツ後に千日茶、ファイト一発千日茶。

この品種はストロベリーフィールドですが、出荷時は矮化剤効果で背丈も２０センチ内外ですが矮化効果がなくなると５０センチぐらいまで伸びてきます。
５月の初旬に移植しましたが、あまりスタートダッシュしないところが千日茶の特徴です。
開花および出荷は６月中旬以降の予定です。

ストロベリーフィールド・・・ビートルズは世代ではありませんが、ずうとるび　は世代です。
山田隆夫は良い選択をしたと思います。

千日茶をよろしくお願いいたします。

着々と成長を続けるマリー２連発！

マリーゴールドの多粒播きに挑戦

昨年は栽培していませんでしたので２年ぶりの多粒播きです。
ゴールデンウィーク中に、５寸サイズのポットにたくさん種を播きました。
最近かなり冷え込んだ日がありましたので、幼苗が心配でしたが、現在は問題ないように育っています。
このまま天気が続けば、かなりボリュームのある立派なマリちゃんに成長することでしょう。
過去の実績では開花が６月中旬でしたが、冷え込んだ影響がどれぐらいの遅延を引き起こすか、なんともいえない状況です。
　
　
さて、こちらも同じくマリーゴールドの３寸ポットです。

こちらは４月の上旬に播き育てたプラグ苗をゴールデンウィーク中に移植しています。
早くもツボミが顔を出しています。早い株はあと１０日前後で開花します。
開花したら出荷開始です。

１０日間の不眠に挑戦！

ガイラルディア・メサ・イエローのツボミがかなり大きくなってきました。
メサ・イエローは一重咲き真っ黄色の品種で、花壇でもひと際目立つ植物になると思います。
思います・・・というのは、私が実物を見たことがありません。昨年写真で初めてメサ・イエローを確認したのですが、一目で気に入りましたので、とりあえず今年初めて栽培に着手しました。

同じガイラルディア・アリゾナサンはすぐ横で栽培していますが、成長はメサ・イエローの方が早そうです。
メサ・イエローはアリゾナサン程の派手さはないですが、クリアな真っ黄色で花壇でもひと際目立つ植物になると思います。
思います・・・というのは、・・・・思わず繰り返しそうになりました。


さあ、あと１０日程度で開花することと思います。
とっても楽しみでワクワク、これから１０日間は眠れません。

ニゲラの話題はインチキ江戸っ子で

寒い時季はロゼット状だったニゲラが、かなり伸びてきやした。
昨年は、ちょいと矮化剤が強すぎたようで、株立ちがショボくなりやがった。
今年は矮化剤の濃度をちょいとキツくしてやったゼ。
近所の方は、この葉を見てニンジンだろうっておっしゃいやした。
こいつぁ確かにニンジンに似てやがる。
よし、これからはニゲラのことをニンジンと言ってやろう。


ほう・・、ニンジンつうヤツは、こんな花が咲くんやな。　（あっ！）

知れねえ間にシレネ

昨年露地の片隅に植えていたシレネですが、知れねえ間に種が落ちており、最近見事に咲きだしました。
無加温ハウスの中で育てていると４月上旬に開花しましたが、下葉の蒸れなどがかなり発生して大変苦労した苦い思い出があります。
自然任せだと５月が季咲きとなるようで、品質もこちらのほうが断然良質かつコンパクト。
植物全般でいうならば露地栽培のほうがよく締って栽培できますが、シレネがここまで品質が確保できるのであれば、来年は露地ポット栽培でもいいかな？と思った次第。

サインを見逃すな！

アフリカンマリーゴールドのタイザンが育ってきました。
ツボミも大きくなってきて、あと半月ぐらいで出荷が開始するものと思います。
タイザンはアフリカンの中でもかなりの矮性を示すものと思われ、今年初めて栽培にチャレンジします。
この状態だと矮化剤も必要ないと思いますが、季節が日一日と移り変わる季節です。生育状態に合わせた管理が必要です。
アフリカンはツボミが割れ色がはっきりと出だした頃から急激に肥料切れのサインを発します。
本葉一枚目のリン酸欠乏症状が現れるまで、予想では１０日後ぐらいかな？
わかっているんだったら早めの対策をしろっ・・・て、そうですね。

極意 宿根サルビアの掟

宿根サルビア、只今出荷中です。
上の写真はパープルマジェスティ、下の写真はバンヒューティです。
いずれも、春から秋までずっと咲き続ける花壇の有力品種です。

こういうタイプの草花は、植え付けてずっとそのままにしていると、えらいことになります。
とにかく上に上に伸びていきますので、ヒョロヒョロ～と・・そして風が強い日に倒れてご臨終です。
ガッチリさせるには、ピンチ（摘芯）を繰り返して少々の風でも大丈夫なような株を作ることです。
ピンチをすると、脇から側枝が発生してボリュームが出てきます。
今の季節ですと、ピンチした場所から分枝してきて、半月ほどたつとピンチした箇所から２０センチ程度の高さでツボミが上がり出すと思います。

面倒かもしれませんが、きれいな花を咲かすのも手入れ次第です。
育ちのイイ子は立派に育ちます。
ウチの子を立派な大人にしてやってくださいね。

ニューギニアインパチェンスは出荷の最盛期

実生のニューギニアインパチェンスでディバインという品種です。
花のサイズはやや小型で、株張りも栄養系品種よりもコンパクトに仕上がります。
色は７色栽培しており、やっとすべての色が開花しました。
今週は出荷の最盛期を迎えようとしています。
ディバインをよろしくお願いいたします。

斑の入った植物はいかがですか？

斑入りのゼラニウムが出荷を待ち構えています。
実生系のゼラニウムと違って、全体的にガッチリとグッサリとドッシリとバッチリとしています。
これからの暑くなる季節にピッタリとチョッキリとバッチリと当てはまる植物です。
花の色はサーモン色で、ワインの欲しくなるような、はたまたブランデーの欲しくなるようなイメージです。

ゼラニウムの水分はできるだけ乾燥気味に、土が乾いていても、もう少しガマンしてガマンしてガマンして、そして液肥を与えてくださいね。