KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

矮化剤は高いハードルです

2013-04-20 22:50:27 | 農薬
やかましい音楽を聴きながら仕事をすると、ヨメが怒ります。
しかし今日はボリュームをわずかに絞ってこれを6回リピートさせました。



Halestorm の A Strange Case Of というアルバムです。
2000年代を通過した80年代鋼鉄音楽という趣き。
最近の女性ボーカルの中でも特別お上手で、いろんなことができそうな器用な声の持ち主です。
バックの演奏だけを聞いていると、恐るべしヘヴィなんですが、そこに乗せる歌メロが非常に80年代POPであったり、パットベネターに聞こえることもあります。

最後には、極端にボリュームを絞られました。
堪忍袋とかいうヤツですな。
明日はヨメの安全地帯を聞くハメになりそうです。



宿根サルビア・パープルマジェスティの矮化剤を行いました。



このパープルマジェスティは8年ほど生産を続けている非常に息の長い植物です。
KaLuckでは、春作と秋作の年2回栽培を行っています。

栽培当初は矮化剤の濃度が定まらず、いろんな形のモノが仕上がりました。
矮化効果が強すぎると、葉がクチャクチャになってしまいます。
また植え付けた後も、矮化効果が消滅せずに縮こまったまんまの醜い姿になります。
世間一般に矮化剤が悪く言われるのは、このような失敗に陥った状態を見てのことでしょう。

失敗は成功の素。
何度か試作を繰り返すと、その植物に最適な矮化剤濃度が定まります。
このパープルマジェスティは、ここ数年は特に問題なく仕上がるようになりました。
・・・と油断すると失敗するので、慎重に慎重に。


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