人を疑う前に、自分を疑うべし

KaLuckのビニールハウスが建っている地域は、非常にのどかな良い地域です。
これまでも犯罪や争い事などは起こったことがなく、安心して農作業ができる地域です。
村の皆さまも大変良い方ばかりで、私のこれまでの生活を悔い改めるばかりです。
そんな平和な村では、外出時にカギを掛ける必要が全くありません。
KaLuckのビニールハウスにもカギは必要ありません。
いや、必要ないと思っていました。
今日までは・・・。

ところが大事件。
KaLuckの備品である、電子天秤が盗難にあいました。

夕方に薬を散布しようと準備していた時のこと、分量を計測する電子天秤がいつもの場所にありません。
結構高価なものなので、売れば何十万円もする精密機器です。
　（何十万円はウソ）
ひょっとして自分が別の場所で使用してそのまま置きっぱなし？
いろいろな場所を探しまわったのですが一向に見つからず、残念ながら夜になってしまいましたので、もう薬の散布作業はできません。
そんなことより、電子天秤をドロボーしたヤツを見つけないといけません。
これがないと正確な分量が計測できず、また新しく電子天秤を購入に何百万円もの経費が必要になってきます。
　（何百万円もウソ）

村の皆さまへの聞きこみ捜査に入る寸前に、あることに気付きました。
確か最後に肥料の試験で、肥料の分量を自分で計測したゾと。

肥料計測した場所に行ってみると、やっぱりあったわあった。懐かしいなぁ。



こんな平和な村で、犯罪など起こる訳がありません。
聞きこみ捜査に行かなくてよかったです。