KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

場合によっては開花も悪になる!

2010-10-27 22:10:09 | ピンチ・切り戻し
宿根サルビアの親株を育成しようとしているところです。



開花中の花はもったいないですが全部バッサリと切り落としていきます。
親株には花やツボミは必要ありません。(当然のことですが、株の消耗につながっていくからです)
ドンドン切り戻し、分枝を促していきます。
そして何週間かたてば新しい分枝した茎が伸びてきます。
そうしてたくさんの挿し穂をとることができます。

出荷するまでは開花を目標として栽培していますが、親株の栽培ともなれば開花は悪となるんですね。
サルビアの花はとっても落下しやすく、葉っぱや栽培トレイに付着すると非常に取れにくく、厄介なものです。



トレイの底に付いて取れなくなった花ガラです。
場合によっては花ガラがカビていくかも知れません。
親株をきれいにした後は、トレイの掃除にかからないと大変です。
・・・トイレの掃除ではないですよ。
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