今年のニゲラは比較的コンパクトに仕上がっています。
例年より平均背丈が約10センチは低いような気がします。
そもそも切り花用品種なので、普通に育てればかなりの高さになってしまいます。
当然そこは矮化剤の力を借りないといけません。
あと水分をギリギリコントロールしているのですが、これがかなり困難を極めています。
コンパクトに仕上がったと同時に、頂芽の消失や上部葉先の変色が多く発生しています。
この原因は、おそらくカルシウム欠乏による障害だと思います。
よくあることですが、水分がある一線を超えて乾燥状態になると、カルシウムを吸い上げてくれなくなり、その影響が成長の著しい部分に出てきます。
簡単には仕上がってくれないニゲラ、ここが悩みのタネです。