岩の海の頂上に

美祢市（山口県）奥万倉の山中に突如あらわれる岩の海！



万倉の大岩郷であります。
今回こそはてっぺんに登るまで帰りません（笑）。
なぜ登るのか？
それは岩があるからであります（笑）。

岩の海がどうやって誕生したのかについては諸説あって
未だ解明されていないところですが
私はダイダラボッチみたいな巨人が
かついできたんじゃないかな～って思ってる（笑）。



写真だと石コロっぽく見えてしまうのだけど
実際は、ひとつが数ｍもあります；

つねに三点支持を意識してよじ登っていきます。



次はどうやって進もうか・・なんて直感も大切　＾－＾；
場合によっては飛び移らなきゃなりません。
岩と岩の間には空間があって
落ちたら怪我じゃ済まないほど深いものもあります；



ああ・・ずいぶん登ってきたな（汗）。

地質の事などは全く分かりませんが
白亜紀前期に誕生した「石英閃緑岩」という岩だそうです。
私が今、踏んづけている岩は１億５０００歳なんだな
お邪魔してマス（汗）。



岩には多種多様な地衣類が張り付いていますよ。
苔スキーにはたまらないと思います。



この苔は珍しい種類かもしれない。
一ヶ所でしか、確認できませんでした。



可愛いヒトツバ。




でもこうなったらキケン！
穴が確認できません（汗）。
天然の落とし穴（ワナ）だよ。。



あともう少しだ　(;´Д｀)



シダの楽園。



難所；



づいだあ～（疲）。
どうやら、この度進んだルートの最終地点のようです。
目的はとりあえず達成しました　＾－＾；



はじめてみるシダ。
シダの同定はかなり難しい、、





おや？黒松！！
なんでこんなところにボンサイが・・；



別角度から。
誰か芽摘みしてやって（笑）。

春～夏は別の植物が観察できるはずですが
冬よりも遥かにデンジャラスで入れません（でした；）
とにかくマムシがウジャウジャで（汗）。

植物学的にも大変貴重な植生であり
希少種としては「ウドカズラ」が自生しているようです。
落葉性ですので、冬に来たんじゃ～みられない；