悪徳業者の作業員に電話した。
「××さん、アナタはかっちり仕事をしてくれた。その分の私は感謝はあるし、敬意を以てお金は払うよ。
アナタをイジメたくはないの。これはわかってね。だけどね、それ以上のインチキは認めないわ」
そう切り出して
「申し訳ないけど、私もいろいろ調べさせて貰った。
私はヤクザみたいな因縁など知らん。アンタの立場も都合もしがらみも上司も知らん。
私はそういうタイプで、アナタの理屈は通じないけど、どうなの?」
私とサシで勝負する気はある?(※あくまでにこやかに( ̄∇ ̄))
と率直に言ったら
「すみませんでした!!」
と言って、相場の金額(70%引きくらいにあっさり変えて、請求書を改めて発送し直しますと言った。
「70%オフってめちゃくちゃやん( ̄▽ ̄;)それ上司も納得してんの?
何なら上司だしなよ。私、全然かまわないよ、どうぞ連れてこい」
「いえ、それでいいです。上司も了解済みです。すみませんでした…請求書を送り直しますのでそれでお願いします」
これであっけなく、金額の問題は解決した。
世の中には厄介というものがいろいろあれど、所詮それは自分と変わらない人間がやっていること。
自然というか、抗えない畏怖のようなものは手を出せないけど、人間関係くらいは恐れることなかれ。
確かに「彼ら」には厄介だけど、人は人には勝てると私は思っている。