Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

実録・モリッシーが来た!新豊洲 Five hours with you その0(まだ出てきてない)

2023-11-30 13:34:47 | モリッシー来日 2023

何から言葉にしていいかわからないし、ぶっちゃけ構成も展望も結論もノープランですけど書きます!!!忘れないうちに、と思ったけど忘れっこないというか、すごいことって最初はボディブローがきつすぎて、体感の衝撃で思考が追い付かない。だんだん人としての考えを言葉化できる気がしてきました。

えっと、性格的にくどいんで最初からいきます。5時間分。え、5時間だけの話なの??体感50年分くらいの濃さでした。でもあっという間という。変な感じ。

15:45 新潟からのガチファンと有楽町で逢いましょうがやりたいがために有楽町で落ち合う。もう物販の列が100人て情報入ってるから!!と煽ってタクシーに乗り込む。ガチ勢は昼頃から新豊洲入りし、情報をくれていたのである。

16:15 豊洲PIT到着。列が見えて途端、江戸っ子の血が触ぐ。神輿は!?神輿はどこだ??と思うが、単なるものを買う列である。

タクシーでは、「買い終わったらロッカー預けて、あぎおが来るまでお茶しよう~、トイレとかも行かないとだし~」とのんきに話していたが、物販の列はそんな甘いものじゃないくらい蛇行しており、遅々として進まない。ひとりひとりのお買い物が「濃い」のである。これちょうだい、はい!というわけではなさそう。

アイドル好きな友だちに「物販はのんきに考えちゃいけない」と重々言われていたがその時は「大丈夫、3000人しかキャパないし~」なんて言ってたけど、その「3000人」がどんな3000人なのか、お前わかっていただろう??と自分を責める。

モリッシー物販、Youtubeに映像があがっていた。ただ人が並んでる映像なのに見てるだけで泣きそう。今日並びにいっても、この時と空気は二度と味わえない(あたりまえ)。

MORRISSEY LIVE IN TOKYO - Standing in line at Toyosu Pit

列が進むと「お見合い回転ずし」みたいに、横に来る人がいれかわり、友人知人に多数会う。遠くから来た久しぶりのみなみなどにも会い、「こんなに大きくなって…」と感激する親戚おばさんモード(実は前から大きかったらしい)。「こんなにファンが並んでるの見るだけで泣きそう」と前半のお見合いで会ったユリンベが言っていたが本当にそう。

列がのろのろと進み、あんなにポカポカだったのに風が少し肌寒くなる。ステージに近づいた位置だったのか?リハーサルの楽器の音が聞こえた。友人と「楽器だけだよね、まさか本人歌わないよね」と言っていたら、モリッシーの声がした。I wish you lonelyと聞こえた。幻聴か???と思い、列のうしろにいた人に「これ、リハの音です??幻聴??」と確認すると「間違いありません、リハです」と承認してくれた。「私は音楽関係なんで、これはリハーサルです」と頼もしい。話していたら、お友達のツネくんのお友達だったw  

お見合い回転ずしの間に、ちょうど4年前の秋に対談させてもらった、プリンスガチファンの二重作さんに会い写真撮ってもらう。終演後にもパチリ。いろんな縁がありますな。なんか「すべての道は新豊洲に通ずる」って感じだった。ゆりかもめの終点は豊洲だけど。

空がだんだん、灰色とオレンジの2層に分かれて、暗くなる。黙示録ならそこが割れて、火の車に乗った魔王が来そうな感じになってくる。その魔王がモリッシーなのかなとひとり考えている。

埋立地の夕刻のこの空気は、独特。荒涼、という言葉は「自然」が基本の言葉。「人工」がベースの、荒涼に値する言葉はなんだろう。この人工の中の荒涼的な箱の中で、真反対の生生しい何か物凄いことが起きる夜の予感にゾクゾクしてくる。

17:00過ぎ あぎお合流。「この人ひとつも買わないでただいるだけなんで入っていいですか」と聞くと、なんでも承認と回答をくれる頼もしい後ろの人が「大丈夫です!」と言ってくれるので入れてもらう。列は最終コーナー曲がり角…と思ったら、曲がってからも長い。

17:30分くらい? もうこの辺から錯乱してきてよくわからないけど、「整理番号順に並んでくださーい!!」というスタッフの声がしてくる。え、行かなきゃじゃん、と思い、順番にこだわらないあぎおたちに荷物を預けて移動する。18:00開場なのにはやくない??とりあえずトイレ!と思って探すが入れない。予定は狂うが錯乱しているため、トイレもべつに入らなくていいやと思い、整理番号でわかれている地帯にいく。

すると、アメリカ横断ウルトラクイズのYES、NOで分かれている人たちみたいに、「ざっくり」と友人知人が区切られてたまっていた。100番ごとの分類。あまりに知り合いだらけでほっとする。焦って錯乱してる奴ら、だいたい友達。

18:00 ちょっと前。「まずは1番に近い人たち集まってください!!」と言われ、「マイナスでもいいんですか~」とふざけて…いたらすぐに、1番から呼ばれてひとりずつ入っていった。みんなバンジージャンプやる人みたいな顔でロープで仕切られた列に入っていく。そう、まだこの先、入場までは、ロープでうねうね並ぶのである。私の番になって並んでいると、ケンさんが「物販諦めた!」と入ってきた。でも「諦める」のはそれが自分でなくてもイヤな私は(性格的に)、ふと横を見ると物販にトリスケを見つけたので、ケンさんのシャツを買ってあげるよう叫ぶ。トリスケがサイズ確認で叫ぶ。トリスケは花売り娘のようにグラジオラス束を抱えており、市場のようだ。

そして、入場。新豊洲PIT、ヒア・ウィー・カム・・・



買ったばかりのシャツを着たケンさんと記念撮影したりして、まだ余裕。


プレショウビデオが始まっても「きゃージグジグ!!(気志團ではなく)」「この後20、30分くらいは始まらないから」とか思ってて余裕。

シニード・オコナ―が流れると、会場から拍手が怒り、厳粛な雰囲気。

ニュー・ローズは、どんな時もノれる。



しかし、わーい、楽しいねえ!!ではなくなってきた。でもビデオがまさかの30分超えたころ、だんだん焦ってくる。

ビデオの間に、誰かがイヤなことしたり、なんかイヤなこと言ったりしてませんように。
出てきますように。。。出てくるよね。出て、出、、、

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