今日付の「神奈川新聞」です。記事の出だしを紹介します。
「戦後70年続いた平和への願いを踏みにじり、日本をどこへ導こうというのか」。
26日、葉山町議会の本会議。安保法案の廃案を求める意見書への賛成討論に立った
女性町議は、大半の憲法学者による「違憲」との指摘を引き、法案を押し通そうと
する安倍政権を批判した。議場からは拍手が送られ、県内の地方議会で初めて「ノ
ー」の姿勢を明確に示した。
あわせて同議会議長を務める近藤議員(日本共産党)のHPの該当部分です。
葉山町議会 「安保法案の廃案を」意見書可決
神奈川新聞 2015.6.27 03:00
葉山町議会は最終日の6月26日の定例会本会議で、今国会で審議中の安全保障関連法案に対して廃案を求める意見書を、9対4の賛成多数で可決した。安倍晋三首相、岸田文雄外相、中谷元防衛相、衆参両院議長宛てに郵送で提出する。
県内の他の地方議会では「慎重」「丁寧」な審議を求める意見書を可決した例はあるが、今回は廃案の要望に踏み込んだ。
意見書の提案者は窪田美樹氏(共産)。法案を「日本を『海外で戦争をする国』にする」とし、憲法9条の理念に反するなどとした。
賛成討論に立った畑中由喜子氏(生き生き葉山)は「国民的」合意もなく、数に物を言わせ強引に法案を押し通そうとする安倍内閣の姿勢は、立憲国家のものとは思え無い」と述べた。
一方、反対討論では土佐洋子氏(みんなの葉山)が「戦争するための法案という安易な結論づけには慎重であるべき」。
鈴木道子氏(公明)は「将来にわたり国と国民を守るため、また国際社会の平和と安全に主体的に貢献するための法案だ」と主張した。
こちらは新人議員の山田由美さんのfacebookです。
皆様、本日6月30日の神奈川新聞をご覧下さい。葉山町議会、今日は良い例として報道してもらえました。26日の本会議で、安保法案の廃案を求める意見書を提出する決議をした件です。賛成討論をした女性議員とは、畑中氏のことです。私も賛成者でしたが、準備不足で演説はできませんでした。畑中議員の演説は、素晴らしかったですよ。嬉しく、誇らしかったです。
どうか他の自治体でも、同様の決議をしてくれますように。日本全体から抗議の声が上がれば、政府も揺らぐかもしれません。皆様、お住まいの自治体の議員さんに、どうそ働きかけをして下さいませ。戦争をしていいことなど、一つもありません。テロに走る若者がいるのは、現状に絶望しているからです。若者が絶望しないで済む世の中にするには、みんなが政治に参加することです。