先ほど第169回の視聴数を見ましたら68でした。三日目でこの数値はかなり高いと思います。 木曜日に見た前回放送の視聴数が77でした。
新聞の取材を受け翌日かなり大きな記事になったり、新聞社のホームページのニュースランキングでその日第3位になったりして普段より注目が集まったことにもよるのでしょう。
そこで今回のゲストの山下さんのお話とも関連しますが、ラジオと高齢者介護とか福祉とかを考えてみました。この曲fm銀河のテーマソングの、♪いつでも すぐそばに いつでも その 笑顔に 7・ 8・ 6 エフエム・ぎ・ん・が ♪についてです。
この歌詞そのものが高齢者介護の内容を示していると思うのです。介護を必要としている人のそばにすぐに寄り添えること、それが介護の基本的な形でしょう。「いつでも笑顔に」とは介護を受ける人をいつでも笑顔にさせる人間的な魅力をもった人でありたいということと思います。
認知症の場合、山下さんが話されましたが、介護を受ける側から「貴方でない方がいい」と言われる場合があるというのです。それは認知症の人は心で相手をとらえる、つくられた笑顔ではダメで介護者の人間性が映し出されるのだとの話です。
NHKの「ラジオ深夜便」が多くの高齢者のファンを持ち、リスナーからの反響も多いそうですが、地域の声であるコミュニティFMの場合はより強く深い影響力を持つでしょう。
それを考える場合、向井さんが話された現代修学旅行事情が参考になると思いました。一言でいえば観光見学から自主研修旅行になってきているとのことで、言うなれば現代リスナー事情にあった放送の形を作り出すことです。
新聞の取材に答えて村永さんが「年寄が頑張ることで周りを刺激できる」と言ってます。ラジオが元気な高齢者の発信源になれる、地元リスナー、全国リスナーが様々な形で参加する番組に、自主参加形番組へ向かえると嬉しいです。