「昨日の今日」と言うことになれば、今日付の「しんぶん赤旗」のこの記事です、

見出し ゼレンスキー氏、トランプ氏と物別れ
【パリ=時事】欧州各国首脳らは2月28日、トランプ米大統領との会談が口論で物別れに終わったウクライナのセレンスキー大統領に対し、相次ぎ連帯を表明しました。 イタリアのメローニ首相は危機感を強め、米欧首脳による緊急会合の開催を提案。「懸案への対応を巡って率直に話し合う」必要があると呼び掛けました。
BBC放送によると、スターマー英首相は26日夜にトランプ、ゼレンスキー両氏と電話会談しました。3月2日には欧州各国首脳やゼレンスキー氏をロンドンに招き、ウクライナの和平に向けた取り組みを協議する計画です。
欧州連合(EU)のフォアライエン欧州委員長X(旧ツイッター)で「親愛なるゼレンスキー大統領、あなたは決して独りではない」とエールを送りました。フランスのマクロン大統領は、ロシアは「侵略者」であり、ウクライナは被害を受けた側だと強調しました。
ドイツのショルツ首相は「ウクライナ人以上に平和を望んでいる者はいないと主張。スペインのサンチェス首相も「ウクライナを支持する」と投稿し、ゼレンスキー氏が「支持に感謝する」と応じました。
メローニ氏は声明で「西側が分断すれば各国は弱体化する。われわれの衰退を望む者にとって好都合だ」と警告しました。
写真説明【トランプ米大統領との会談後、ホワイトハウスを出るウクライナのゼレンスキー大統領(中央)=2月28日、ワシントン(ロイター)】
次の見出し ウクライナ 根深い欧米
【ワシントン=時事】トランプ米大統領のウクライナ停戦への取り組みに同国のゼレンスキー大統領が疑問を呈して激しい言い合いとなり、2月28日のホワイトハウスでの首脳会談は物別れに終わりました。 背景には、ウクライナ側が求める「安全の保証」を巡って、根深い欧米への不信があります。
ウクライナが独立を宣言したのは1991年8月。 同国は99年、旧ソ連時代に配備された大量の核兵器の放棄に同意しました。これを受けて米ロ英の核保有3カ国はウクライナの「安全の保証」を約束。 その20年後の2014年、3カ国のうちのロシアのプーチン大統領がクリミア半島を一方的に併合しました。
ゼンスキー氏はこの日、トランプ氏の前で「誰も彼(プーチン氏)を阻止しなかった」と指摘。その後、ドイツとフランスを交えてロシア側と停戦合意(ミンスク合意)を結んだものの「プーチン氏は)停戦を破り、仲間を殺し、捕虜交換も行わなかった」と糾弾しました。
プーチン氏が今後も約束をほごにするとの疑念は、トランプ氏と今週会談した英仏首脳もあらわにしています。一方、トランプ氏はウクライナの鉱物資源の権益を巡り合意を迫り、「安全の保証について話す必要はない」と取り合いませんでした。
トランプ氏の一方的な振る舞いは、19年にゼレンスキー氏に対して軍事支援などを行うことを条件として、ウクライナと関係のあったバイデン前大統領(当時は前副大統領)の醜聞を捜査するよう要求した事件をほうふつさせます。
ゼンスキー氏はこの時、トランプ氏の求めに応じず、米下院はトランプ氏を弾劾訴追(上院で無決)しました。米外交関係者の多くは、トランプ氏がゼレンスキー氏を恨み、嫌っているのは明白だとみています。
そして、
両首脳の発言要旨
【ワシントン=時事】 トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の発言要旨は次の通り。
トランプ氏 われわれは (鉱物資源を巡る) 非常に公平な取引をまとめた。
ゼレンスキー氏 ウクライナの安全の保証に向けた最初の一歩だ。
トランプ氏 取引を先にすべきだ。 安全は今のところ心配していない。
バンス米副大統領 平和への道は外交に取り組むことだ。
ゼレンスキー氏 あなたが言う外交とはどういうものか。
パンス氏 あなたの国の破壊を終わらせるような外交だ。大統領執務室に来て、米メディアの前でこの件を訴えようとすあるのは無礼だ。
ゼレンスキー氏 あなたは海を隔てているので今は (ロシアの脅威を感じて
いないだろうが、 将来感じることになるだろう。
トランプ氏 われわれが何を感じることになるか、 あなたが言うな。 第3次世界大戦を対象に賭けをしている。 この国(米国) に対して非常に無礼だ。 あなたは戦争に勝てない。
バンス氏 一度でも 「ありがとう」と言ったことはあるか。
ゼレンスキー氏 何度も言ってきた。
トランプ氏 もしわれわれの武器がなければ、 戦争は2週間で終わっていた。あなたは感謝すべきだ。 人々は死に、 兵士は不足している。 それなのにあなたは「停戦は望まない」と言っている。 あなたが取引をするか、 われわれが手を引くかだ。われわれが手を引けば、あなたは戦い抜くことになる。
こちらの見出し
口「敵失」に関心 首脳間の口論報道
ロシアは2月28日、ウクライナと最大の支援国である米国の首脳会談の決裂に大きな関心を示しました。国営メディアは、公開された両首脳の発言を全文で伝えるなど「敵失」を報じました。
政府系紙イズベスチヤは、珍しく西側メディアを引用する形で「外交的惨事と呼ぶほかない」と伝えました。
ザハロワ外務省情報局長はSNSに投稿。 ウクライナのセレンスキー大統領が2022年のロシアによる侵攻開始時に孤立無援で放置されたと話したことに触れ、「うその中でも最大のうそ」だと主張しました。
メドベージェフ前大統領もSNSで、「第3次世界大戦」を引き起こす危険を冒しているとゼレンスキー氏を罵倒したトランプ米大統領の発言について、「真実を語った」と評価。米国はウクライナへの軍事支援をやめる必要があると述べました。(時事)
記事ではありませんが、同じく今日の「しんぶん赤旗」の書評頁から、
