kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

月と涼風

2012-08-31 23:47:36 | どこまで続くかこのブログ

夜風が涼しいです、それに月の明りです、秋ですね。

明日から九月ですからね、でも日中は暑いでしょうね。

明後日は雨の予報、待望の雨です。

 

官邸前、国会前、今夜は国会図書館前を民主党本部への

抗議エリヤにし人事案に反対するよう訴えたようです。

いま、行動に参加して自宅にまだ着かない人もいるでしょう。

月明りのなかを夜風に吹かれながら歩く人です。 行動の後、

夜勤に向かう看護師さん (ここは看護婦と書きたいです) も。

 

この行動って、本当にヒューマンです。 「政治的って人間的」

と言いたいです。 「(大飯原発)再稼働反対!」 ですが、それ

は 「子どもを守れ」 「命を守れ」 から出た叫びでした。

 

ドイツ政府は原発からの撤退を決断しました。 その過程で

「安全なエレルギー供給のための倫理委員会」 を立ち上げま

した。 ドイツ政府は原発を続けるか、撤退するかは人間の倫

理、生き方の問題として提起したのです。 ドイツでは、チェル

ノブイリ以降、脱原発の市民運動や世論の高まりなどがあり、

今回の決断にいたる下地となっていました。

 

明日の 「しんぶん赤旗」 を見るのが、そして配るのが楽しみです。

 「明日は今日のなかにあります」

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なぜ、暦日に関心を持ったのだろう。

2012-08-30 23:59:05 | どこまで続くかこのブログ

昨日はもう無い、明日はまだ無い、今日はいま有る。

「今日の記憶」としての昨日、「今日の期待」としての明日。

昨日も明日も今日のなかにある。

 

 岩波新書の 『重い障害をいきるということ』 (高谷 清著) を読んでいくな

かで、 自分の暦に対する関心が今までとは違ってきたのではないだろうか。

上の三行はこの新書に書かれている「過去」「現在」「未来」とか「記憶」「感

覚」とかに関して書かれている部分を自分なりまとめて書き写したものです。

 

これも唐突なのですが、「過去・現在・未来=昨日・今日・明日」を

「過去・昨日=自分の生まれてくる以前の時代・社会」

「現在・今日=自分の生きている時代・社会」

「未来・明日=自分が逝ったあとの時代・社会」

と言いかえてみます。

「時代・社会」 の場合は、自分の居ない時代・社会が二つに区別される、

自分が存在する以前と不在になった以降と。

 

時刻が今日から明日へ、移ろうとしています。

今日の投稿は今日中に、ということで……。

 

明日も官邸前行動、そして全国40道府県の70余個所で抗議行動が。

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今日が八月二十九日であるということ。

2012-08-29 17:49:34 | どこまで続くかこのブログ

 特に何かの意味があるのか、と問われれば 「無い」。 だが、このところ

暦日というものが気になって仕方がない。

 

  森山神社の例大祭も終わって、町会の御苦労さん会席上で次の三十三

年祭のことが話になった。 前回・第四十回が平成八年(1996年)で、 次

回は2028年が予定され、今年が折り返し点になる。

 この祭りは、隣の逗子の小坪天王社の社神スサノオノ尊が森山社の祭神

クシナダ姫に逢いに来るという行会祭で、 天王社の神輿と森山社の神輿が

葉山の浜で会うという神事が執り行われる。 次のことを考えて氏子会の役

員も若手にやってもらわねばと思う。 昨年任に就いたのだがそれは若手を

この五年くらいの間に氏子会の中心に入ってもらえるよう働きかける役目だ

ろう。 幸い50代が一人、16年後にむけて頑張るという、その時になっても

まだ60代の男盛りだ、頼もしい。

 

 これからの時代、どんな分野でも若手がどれだけ関心を持ち、価値を感じ

て頑張るかが勝負どころになるだろう。 その際、高齢者の知恵が大切な役

割を果たすように思える、そして唐突なのだがその知恵に暦日に関する知

識と関心が含まれるような気がする、なぜか分からないが。 

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八月二十七日から二十八日、二十九日へ

2012-08-28 23:08:25 | どこまで続くかこのブログ

二十七日の句

 汗の瞳(め)に吾子溢れつつまろびくる      西嶋麦南

  【昭和20年の句、「家族疎開地への旅・仙台駅頭」の前書き】

二十八日の句

 傘寿とはそよそよと葉が付いていゐる      中尾寿美子

  【無季】

二十九日の句

 葛の花凪ぎたる海を還り来ず          中 拓夫

  【「かつて戦ひありき」の前書き】

以上、田中裕明・森賀まり 『癒しの一句』 より

 

8月27日は「寅さんの日」であり、「日本に原子の火がともった日」

でもありました。下記は当時の新聞紙面です。

http://showa.mainichi.jp/news/1957/08/post-a59b.html

Wikには

1957年 - 茨城県東海村原子力研究所で日本初の原子炉JRR-1が臨界に達する。

もう一日Wikから

1999年(9月30日) - 東海村JCO臨界事故発生。

この事故について 新潮文庫 『朽ちていった命』 で知りました。

特に、この本のカラー写真4ページは衝撃でした。

 

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今日は「寅さんの日」です。

2012-08-27 21:34:06 | どこまで続くかこのブログ

【日刊☆こよみのページ】によると、以下の通りです。

◇寅さんの日
  1969(昭和44)年、山田洋次監督・渥美清主演の映画『男はつらいよ』シ
  リーズの第 1作が公開された。「フーテンの寅」が最初に登場したのは
  テレビドラマで、この時は最終回で寅さんは死亡した。しかし、あまり
  の反響の大きさのため映画で復活し、以来48作にも及ぶ世界最長の長編
  シリーズとなった。

ということで、今日は「寅さんの日」。

11月29日は何の日か?

車 寅次郎の誕生日です。1940年のこの日が生年月日です。

「男はつらいよ」シリーズの第26作「寅次郎かもめ歌」の定時制高校入学願

書に記載されていました。 本人・渥美清こと田所康雄さんは1938年3月10

日生まれです。

渥美さんは俳句をよく詠んでいました。 俳号を風天といい、こんな句を詠んで

います。

   日の落ちて蝉逃げるように鳴く残暑      風天

   のぼりが風としゃべる秋祭り                     風天

   蓋あけたような天で九月かな                    風天

 

驚くばかりに私生活を人目から遠避けていた渥美さん、俳句のなかで自分を

語っているのかも知れません。

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1200年間と二日間

2012-08-26 22:48:16 | 葉山そして人

葉山町の森山神社の25・26日の例大祭、昨年から氏子会の役員に

なったこともあり、1200年続いてきたといわれるこの祭りについて考

えました。

 

まず、今夜行なわれた本祭り奉納演奏、和太鼓バンド・Goccoのこと。

この演奏については、http://japan.gocoo.tv/ で見てください。

昨年の例大祭からはじまったLiveで、私は昨年は聞き逃していました。

Goccoの紹介(下記)にもありますように、ヨーロッパ演奏の旅から帰っ

て最初のLiveです。

【GOCOO帰国後、第一弾のライブは 

8月26日(日)葉山にある森山神社の例大祭!

  
老若男女  老いも若きも 
ハレの日に集い、 
踊り、歌い、笑う。 
本来の祭りはこういうもの!

葉山にGOCOOが帰ってきます!】 

「相州・葉山・森山社の夏、和太鼓の響きよし!」というのが感想です。

 

半日、森山社の神事としてのお水取り儀式に神旗を持って同行し、山

車で子どもたちが奏するお囃子の太鼓・笛の響きのあとを歩きました。

その響きも耳に残っていて、いっそう和太鼓をはじめとする諸太鼓の

重なり合い響き合い聞く人びとへと広がっていくのが快いものとして感じ

られました。

1200年間にどれほどの人が、さまざまな音と歌、語りのなかで時間を

過ごしてきたかを想像しながら、長期に伝わるものには周期的に爆発

的な力を示すことが、必ずあるのではないかと感じたのです。

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七歳の恋、失恋と実った恋と。

2012-08-24 19:20:45 | どこまで続くかこのブログ

失恋の話から。

詩人堀口大学は葉山町の名誉町民ですが、彼の初恋は新潟県長岡市

での話、小学校一年生のときの音楽の先生。

      「性(さが)」

   世之介は九歳(ここのつ)とかや

   わが性(さが)よ、うたてかりけり!

   七歳(ななつ)はや哀れを知りて

   形而下にひと恋けらし

 

ある日、先生に呼ばれて先生の弾くオルガンに合わせて、みんなの前で

歌ったとか。早熟な詩人は先生も自分の思いと同じように未来の詩人を

愛してくれているのだ、と思って、声張り上げて歌いました。

みんなが笑いはじめ、先生が歌うのを止めなさい、の合図をし 「掘口の

歌は調子外れです。オルガンとは別の節で歌ってます。あんなのはいけ

ません」と。 先生の顔が夜叉に見えたそうです。

 

実った恋の話は明日。

 

 

 

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地震、津波!お婆さんが倒れていました、どうしますか?

2012-08-23 21:03:10 | どこまで続くかこのブログ

神奈川県内の大学生・高校生39人が行った宮城県気仙沼市での

「スタディツアー」 報告会で、タイトルのような問題が話し合われた

そうです。 そうです、というのは内の奥さんも高一の孫の報告を聞

きにいって、先ほど私に話してくれましたので。

答は 「津波てんでんこ」 で、 「構わず逃げる」 です。

それならば、小さい子が倒れていたら、どうしますか?

答は 「助け起こし、一緒に逃げる」 だそうです。

 

「津波てんでんこ」 とは、Wikによれば 「津波が来たら、取る物も取

り敢えず、肉親にも構わずに、各自てんでんばらばらに一人で高

台へと逃げろ」 ということで、「自分自身は助かり他人を助けられなか

ったとしてもそれを非難しない、という不文律にもなっている」 と記して

います。

 

kaeruも爺、kaeru妻も婆、自分のために若者の命を道連れにする

わけにはいかない、そういう覚悟をしておけ!というのが実際でしょう。

9月1日が近付いています、覚悟をどう不断の形にしておくかそれこそ

覚悟を決めて話し合っておかなければなりません。

 

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育て!龍よ、もっと大きく。

2012-08-22 19:13:15 | どこまで続くかこのブログ

U女の作品の三番目。彼女にも話したのですが、もっと大きな龍を見たくなりました。

ブータンの国旗の龍のように、四肢に玉を掴み飛翔する龍を見たいものです。

ブータンの旗

ブータン国王は相馬市の子どもたちへの話の最後に 「~、次に日本に来る時には、

私も日本語を勉強してきて直接もっともっと皆さんにお話ができればいいと思いま

す」 と話されたそうです。そして、ペマ・ギャルプさんは 「今度、両陛下が福島に戻

ってこられた時、 「龍」 の話を聞いた子どもたちの龍がどのように育っているのか、

いまからとても楽しみです。」 とこの章を結んでいます。

 

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ブータンを知ることを通じて、知恵を考える。

2012-08-22 12:50:07 | どこまで続くかこのブログ

21世紀 仏教への旅 ブータン編

従妹の 「龍の展示物」 から、ブータン国王の訪日のこと、相馬市での

小学校訪問とそこでの 「龍の話」。 ブータンへの関心はNHKで「五木

寛之 21世紀・仏教への旅 幸福の王国をめざして~ブータン」 を見

た時からです。2007年1月9日放映だそうで、その時の印象が今回の

ことで深められた気がします。

龍の話との関連で、「情報社会になって、ますます若さや新しいものを

知っていることだけアピールすればいいような風潮になるのは正しいと

は思えません。国王がおっしゃる、心の中のドラゴン(龍)、そしてそのド

ラゴンが食べているのが経験だというお話は、体験から身につく知恵が

大切であるということを、国王なりにお考えになって、子どもたちにされ

たのではないかと思っています。」

そう書かれているのは、国王訪日にあたり通訳として同行した桐蔭横

浜大学・大学院教授のペマ・ギャルプさんです。

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