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葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

訃報

2025-04-18 20:34:15 | 逗子 鎌倉 それぞれ

逗子の丸山市議会議員から義父にあたる草柳博さんが亡くなられたとのメールをいただきました。合わせて葬儀場からの「訃報」が添付されていて明日通夜、明後日告別式の案内。

草柳博さん、こちらのチラシにありますように昨年の6月に行った講演会の対談者の中心だった人、

丸山さんのメールに、「良かったら顔を見にいらしてください。少し笑っているように見えます」とありました。お言葉を嬉しく受け、昼間ご自宅に伺いました、納棺の準備前の「旅姿」の最中のお姿に……、もう10と5、6年前の義父の姿を見る思いでした。

今夜は、少し気持ちを整理したいと思います、同年齢の方の特に同性の死去は穏やかならぬ気持ちにさせます。もう少し草柳博さんについて書かねばならないことは、明日以降にします。

 


「しんぶん赤旗」の「万博チェック」

2025-04-17 13:24:14 | 時代の現場

万博チェック      2025年4月17日(木)

来場目標 早くも破綻

写真

(写真)平日になると来場者が少ない万博会場=14日、大阪市・夢洲(ゆめしま)

 13日から開幕した大阪・関西万博(10月13日まで184日間)を運営する万博協会は、2820万人の来場を見込み、通期パスなど複数来場を勘案して2300万枚のチケット販売を目指しています。しかし、過大な目標のほころびは隠し通せなくなっています。

 開幕前の前売り入場券の販売目標は1400万枚。石毛博行事務総長は14日、「累計販売枚数の速報値としては約970万枚だ」と未達を認めつつも「修学旅行や団体の予約分として200万枚以上を見込んでおり、合計で1170万枚以上となる」と「見込み」を含めて報告しました。

 想定来場者数の達成には1日平均約15.3万人の来場が必要なのに、開幕日は関係者約2.2万人を含めて約14.1万人で大混乱に陥り、2日目は約6.8万人(うち関係者が1.7万人)へと半減しました。

 一方、協会副会長の吉村洋文大阪府知事は9日の記者会見で、収益と費用が等しくなる「損益分岐点は(約)1800万枚だ」と強調。すでに実質的な目標を後退させています。万博の運営費は8割強が入場券収入で賄う方針で、チケットが計画通り売れずに赤字になれば住民や国民の負担が増える恐れがあります。

 しかも、この「損益分岐点」も、当初運営費に含んでいた警備費を国費負担(約255億円へ膨張)へと切り離した上での話。これ以外にも、万博には、会場建設費(国・府市・経済界で約2350億円)や日本館建設等費(国費約360億円)、会場へのアクセス向上・周辺インフラ整備費(国費などで約8520億円)など巨額の事業費がかかっています。

 


「トイレ」が開催施設の「基本のキ」でしょう。

2025-04-16 20:45:39 | 時代の現場

この川柳は私がある団体の来月号の機関紙に、昨日投稿したものです、三句とも「万博のトイレ問題」

 ガス抜き管ダメトイレあり万博展
 健忘症トイレの悩みは忘れない
 展示あり「こういうトイレはダメです」の

この大阪万博会場問題をはじめ諸問題が露見しつつあり、あらためて中止すべき状況だと思います。

なかでも我が身の経験からこのトイレ問題、

「万博 トイレ問題」で検索してみると、

問題続出、なかでもこの中年男性の悲鳴!

いま私は、「排尿障害を改善する薬」を毎日のみ、尿道カテーテルで排尿しています。それを通じての実感は、「トイレは日常生活の基本のキ」です。その毎日からみて「大阪万博は基本のキが外れている」のです。


突然ですが! でも……。

2025-04-15 17:51:19 | どこまで続くかこのブログ

これは昨日の夜に見たのですが,「お知らせ」としては突然です。

でも、最近のgooブログの新規開始者数の推移からみたら遅からず迎える事だったでしょう。

昨日14日の数字で見ると総ブログ数が3,202,016で6日前の6日が3,201,637、この間に379の増、1日当たり63余です。

私がブログを始めたのが2012年の7月でした、確か当時1日当たりのgooブログ新規開始者数は500はるかにこえていたと思います、1000近かったのではないでしょうか。またいまと比べると、訪問者数に対する閲覧数の比率の大きさです。

今日の私のブログのアクセス数値からみて、

IP:PVは250:349で約1.4倍、トータルでは約3倍です。

これも私の記憶ですが、10年ほど前でしたらIP:PVは5〜10だったのでは、と思います。この間のSNSの普及によってブログをめぐる環境が大きく変化してきたことは確かです。

私はブログはgooしか馴染みがないので、いままでの載せてきた分の対応も含め、これからの事をネット先輩に相談しながらすすめていこうと思います。2012年分の日々に目を通してみて、かなり大事な「もの」だと思い続行を前提に考えていこうと思います。   

 


「鼻の矢」と「鼻の先」のミステリー

2025-04-14 19:12:08 | kaeruの五七五

一昨日のこのブログのページ、

あらためて芥川龍之介の一句、このページにも書かれていますが、芥川の辞世句となっています。

そのことに関係した話がこちらで知れます、

全文はこちら、

フンドーキン醤油株式会社/エピソード

芥川はこの句に「自嘲」と記しています。句そのものは自死した年の6年前(大正十年頃)に詠まれたとされています、

水涕や鼻の先だけ暮れ残る 芥川龍之介 評者: 松王かをり - 現代俳句協会

己の辞世句としてこの句を選び「自嘲」の二字を添えて、然るべき人の手に渡しています。

さてこの句は,この本のなかにもう一度載せられています、

本の偶数ページ下段に横書きで「現代名句」が象嵌されている、ユニークな仕掛けだと本の編者・齋藤慎爾が自賛してます。

見た通り「矢ではなく先」です、あらためて何故、先が矢に?

考えられるのは崩し字の原稿で、読み違いをしたということでしょう、

これが「先」の崩し字、

こちらが「矢」

字の形が似ていて見間違い、勘違いがあったとしても、何より芥川龍之介の辞世句として知られ編者自身が「現代名句」として紹介している一句です、さらに「矢」では五七五の中七になりません。

何故編集段階で気がつかなかったのか、何故私も読み落としていたのか?

「後世恐るべし」をもじって「校正恐るべし」と言いますが「読み落としも恐るべし」です。


万博開幕! ですが……。

2025-04-13 15:39:24 | 時代の現場

昨日の開会式を受けて、今日開幕した大阪万博ですが、まず「日刊スポーツ」の今日午前11時41分発信のこの記事を……。

大阪・関西万博から取材拒否の赤旗「入場券購入して堂々取材」ガス抜き管など写真投稿し批判 - 社会 : 日刊スポーツ

大阪・関西万博から取材拒否の赤旗「入場券購入して堂々取材」ガス抜き管など写真投稿し批判 - 社会 : 日刊スポーツ

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が、大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会から取材拒否を受けている件で、同紙の「赤旗関西記者」X(旧ツイッター)アカウン… - ...

nikkansports.com

 

あわせて「しんぶん赤旗」の今日の関連記事です、

 

万博きょう危険抱え開幕

 
 

危険な万博は中止を/大阪 山下・清水氏ら宣伝

 

鼻の先

2025-04-12 21:01:36 | kaeruの五七五

今日も短く「鼻の先」だけで、お休みなさい、

この本トイレで読もうと手にしました、 

買ったばかりでも無ければ、はじめて開いたページでもない、まえがき文

今日のタイトルを「鼻の先」にした意味 分かりました?

清張の「巻頭句の女」をはじめ、何編かは目を通しています、でも「鼻の矢」には気付きませんでした。この本は24年前の4月、初版1刷発行ですから2刷以降は訂正しているでしょう。


今日は満開の庭の🌸です。

2025-04-11 20:22:07 | 葉山そして人

 

鳥がいたので写し終わったら、栗鼠が枝をかけていて、写そうとしたら屋根に移ってしまいました。


がんー68ー「がん・癌」を知らせる

2025-04-10 16:56:42 | 「がん」を読む

過ぎた8日に「がん」について、このブログで書きたいことがあったのです。たまたまネットサーフィン的にiPadを見ていたら、あるがん患者の方のブログに出会いました。

目についた言葉が「思い切って」という書き出しで、「思い切って」自分ががん患者であることをブログに書くことにした、という意味でした。確か年齢は60歳代男性で、書かれている病状では末期がん、日常生活も妻の支えで過ごしていました。

私が関心を持ったのは、この人も(と書きますのは私の娘も、という思いがあってです)通常のがん治療を拒否していてブログには病院とか医師のことが出てこない、少なくても私の目を通した部分には……。

この人は(2年ほど前の)その日のブログに、「思い切って」がん罹患の状況を何年か遡って書き記して有りましたが、その日以後ブログは書かれていませんでした。このブログは貴重だと思って「保存」しようと思いながら、他のことにiPadを使い出しそのブログから離れてしまいました。

このブログで、確認したかったのはその最後の日以前のブログに、がんも含めて病身であることがどう書かれていたのか、あるいは書かれていなかったのか、です。

タイトルを「がんを知らせる」としましたのは、まず「がん告知」ということがあります。

それに関して先日紹介したこの本、

近藤医師の書かれたこの部分ですが、

がんの告知が絶対的なタブーの時代で、全員の病名が良性疾患ということになっていた。すると、涙をみせて、がんと知られたら大変だからと、家族でさえ、患者と本音の話ができなくなる。医者やナースとはもちろん意思の疎通ができず、病棟の雰囲気は暗くて、最悪。なんでこんな科に入ったんだろうと後悔したけど、もう引き返せないから、がん治療について一生懸命勉強するようにもなった。そして、どう考えて死にそうな人に抗がん剤をやるのはおかしいとか、いろいろ疑問をいだくようになっていきました。

それらが下地となって、一九八〇年にアメリカ留学から戻って、病棟を自分の思いどおり運営できるようになったとき、いろいろ改革しました。日本で初めて、がんという病名を全員に告知し、固形がんに対する抗がん剤治療は病棟から追放。半面、悪性リンパ腫は抗がん剤で治るから、日本で真先にいちばん強い抗がん剤治療を行った。ただただ、どうしたら患者さんがラクに安全に長生きできるかだけを考えてやってきました。

この前文に、「一九七三年に医者になっととき」とありますから、日本でがん告知が絶対的タブーであった時代とは1970年代までから80年代にかけてということでしょう。今日では、がん告知は一般的にがん治療の前提になっているのではないでしょうか。

しかし、がん患者あるいはその家族がその病状を知人友人など、周囲に知らせることは「無い」あるいは「殆ど無い」でしょう。ましてやブログなど不特定多数の目に触れる場に、「生き死に関わること」を晒す必要は無いのです。にも関わらず先のブログの60歳代の男性は、「思い切って」私事を公表したのでしょう。また私は、なぜ医者が描いた膀胱癌細胞の図を写しブログに載せたのでしょう。

その図は検査手術の段階のものでしたが、癌細胞には「悪性度 悪い」とメモされていました。正直その悪性の意味もよく分からないことで、「これは簡単なことではないな」くらいの受けとめでした。ただその部分を妻や子には見せまいとか、ましてやブログには出さないという気持ちはまったく浮かんでは来ませんでした。

それは医師と共に自分も画像を通して見た自分の膀胱内から切除してきた細胞で、その癌細胞としての判断は,医師の認識によるもので私にとっては唯一の判断でした。それは自分のものであると同時に、一人の膀胱癌患者の切除された細胞(小瓶のなかに浮いていました)である、それ以上でもなければ以下でもない、というような……。  


昨日の「拡散!」 の 「しんぶん赤旗」版、 2つ。

2025-04-09 10:17:44 | 時代の現場

ひとつ目、今日の一面のこの記事、

全文、

 

万博協会、危険を放置/爆発濃度ガス検知 共産党、会見で指摘

 

 2025年4月9日(水)

万博協会、危険を放置

爆発濃度ガス検知 共産党、会見で指摘

写真

(写真)会見する(左から)清水、寺本の各氏=8日、大阪市

 大阪・関西万博の試験開催で多くの人が行き交う会場内(大阪市夢洲〈ゆめしま〉)で、着火すれば爆発の危険がある下限濃度(5vol%)を超えるメタンガスが検知された問題を受け、日本共産党の清水ただし府カジノ・万博問題PT責任者(参院大阪選挙区予定候補)と、元消防士で検知を通報した寺本けんた守口市議が8日、大阪市内で会見し、「万博協会の危機管理意識があまりに低く、ガス対策も信用できないことが示された」と指摘しました。

 寺本氏は、6日午後3時ごろに持参した検知器で東トイレ横のマンホール(昨年3月の爆発現場付近)のフタから爆発濃度ガスを検知し、すぐに万博スタッフに伝えるなど対応を求めて駆け回ったが、現場の立ち入り規制もされず、午後4時ごろに119番通報したことを報告。「万博協会は、4時25分に立ち入りを規制したと発表したが、5時近くまでトイレの出入りや隣のキッチンカーの運用は続き、避難の呼びかけもなかった」と述べました。

 また、「通常、メタンガスが検知されれば、消防隊は緊急出動で駆け付けるが、サイレンも鳴らさない業務出動だった。万博だから特別視するのでは人命が守られない」と訴えました。

 清水氏は「昨年の爆発事故以降、万博協会は対策をとったと言っていたが、ガスは発生し続け、寺本議員が通報しなければ放置されていた。現場は子どもの万博遠足の通行ルートにもなり、極めて危険。対策がとれていない以上、開催を見合わせるべきだ」と訴えました。

二つ目は,今日の「潮流」

こちらも全文を、

 

きょうの潮流 2025年4月9日(水)

 

きょうの潮流

 瀬戸内を望む開放的な空間だと宣伝されています。海に面した会場で音楽ライブや祭りなどの屋外イベントを楽しめると▼大勢が集まり、多くの子どもたちが入場する場所。関西万博会場のグリーンワールドといわれるエリアの西ゲート近くです。そこでまた、メタンガスが検知されました。着火すれば爆発につながる高い濃度の▼発見したのは日本共産党の守口市議、寺本けんたさん。開幕直前のリハーサルとして、大阪府民や関係者ら数万人が参加した6日の「テストラン」で会場を訪れていました。元消防士の寺本さんは持参した検知器で昨年3月にガス爆発があったトイレ付近を測定。危険を察知し119番通報しました▼万博協会も同様に検知したものの、すぐに周囲への立ち入りを規制しませんでした。大阪府の吉村洋文知事は「自然換気すれば対応できる」と投げやりですが、安全を軽んじて開催をごり押ししてきた無責任な姿勢が改めてうきぼりになっています▼会場の夢洲は今も廃棄物の処分場として使われている人工島です。昨年12月の調査ではここ数年で最多の1日あたり約3トンのメタンガスが発生していました。テストランのさなかには工事中のパビリオンで火災も起きています▼開催テーマとして「いのち」をことさら強調してきた関西万博。それがいかにうわべか、内からわきだすガスが物語っています。寺本市議は訴えます。「いのち輝くどころか、いのちが吹き飛ぶ恐れがある。危険な万博は今すぐ中止すべきです」