今回もコンビというかライバル怪獣ソフビが2匹そろっての登場です。
しかもヘビー級のヤツ。
昭和の怪獣図鑑にも載ってなかったけど本編劇中では沼で壮絶な決戦を
繰り広げ怪獣ファンに今もインパクトを残す
「仮面の忍者赤影」の怪忍獣・ががらとざばみ。
ドリームロケットさんによりスタンダードサイズで製品化、
ようやくドグマ、アゴンと並ぶ2大怪忍獣が出揃ったわけです。
デキももう納得な2体ですネ。
ざばみは好評となり、現在
2期カラー(リクエスト版というらしい)の販売を
WEBで行っているようです。
当時ほんとに赤影の怪忍獣は写真がなかったので
テレビを見て模写したりしてたな。タコの実家のマウンテンサイクルを
掘るとジャリボーイの頃のタコが
テレビの赤影のストーリーを絵に写した
赤影の自作マンガみたいなのが出てくると思う。
てなわけでががらとざばみ編の画像連貼りしとくぜ、
これでわしも禍根が勝たせたぞい。
青影や旅の姉妹の潜伏する家を載せて出現するががら。
ウルトラマンタロウのように怪獣に乗ってあたふたする人間たちの
ピンチはやはり面白い。ここでががら編・前編は強力な引きで幕を閉じる。
なんだか貝の部分のある怪獣ってソフビになると
猛烈にそそるんですよね。貝じゃなくて宇宙船の貝殻だけど
ヤドカリンとか。
あのががらとざばみの戦った沼=撮影用プールは
一瞬ロングでひいたショットが劇中にあるのだが、
うわ、こんなに広い間取りだったのか。
テレビでも映画と見劣らないスケール感を出そうとする
昭和東映の映画屋ならではの意地のようなものを感じますね。
ジャイアントロボといい赤影といい悪魔くんといい、映画からテレビへの移行下、
東映のスタッフのテレビ特撮モノにフルに注がれた映像スキルの蓄積は
平成の今見ても素晴らしいと思いマス。
不気味な沼でのががらとざばみの死闘。
泡だらけになって戦うこの2匹の決戦を
平成の世ではついにソフビを使って再現可能に!!
(おい、風呂場に持ち込んで泡立てたバスタブに入れるのか?)
いかずち丸率いる魔風一族13人衆・悪の怪忍者軍団。
4部は3部以上に奇人・変人、なんともアクの強い面々が多くて
さらに猿彦のように敵か味方かわからない、
双子であることを生かして赤影サイドと敵側をふらふらと行ったりきたりする
ヤツまで出てきて、なんともめまぐるしい混戦模様が見ていて楽しかった。
ただ、忍者の村の抗争話となり、3部までの信長様が出てこなかったのが
スケール面で一歩ゆすり残念だったな。
ボス役の汐路章氏もエキセントリックさ全開で悪党なのに
どこかお茶目で憎めない演技でインパクトに残りました。
上最後の一枚は激レアな雪山の戦いでスキーをする猿彦!ヨーレヒホー♪
いかずち丸に拷問されたり尋問されながらも常に弟の青影の無事を祈る
かげろう。
ががらを操る口無水乃も弟を事故で失った悲しい過去を持ち、
かげろうの兄弟愛に共感、最後は危機に陥った青影にががらをゆだねます。
伊上勝氏描く姉弟のドラマはせつなく子供心にもかげろうに胸ときめきました。
時美沙さん萌え。赤影のゲストヒロイン特集すっかなあ。
ざばみは目がまんま電球!なのだけど、この番組の
ロケットや通信機,アクアラングなど現代的テクノロジーが平然と大量に出てくる
赤影ワールド上では漫画的な造形解釈としてそれほど
違和感を感じさせない。
甲羅や左右非対称のハサミなどの造形面でもポイントをきっちりおさえた
重厚な造形で、ヘビー級の怪忍獣となっている。
ドリロケさんのざばみはこのハサミをガシガシ開閉する
ざばみ独特のギミックをそのまま製品上でも可動再現しているのが
ポイント高い。ヤモマークさんもすかさずこのざばみのデキを見て、
うちでもこのギミック使わせて!と
新作のザリキングのハサミを可動にしたくらいですしね(微笑)。
ががらを味方につけた青影が颯爽と貝殻の上に立ち戦場に出現。
3部同様に敵の怪獣に、味方につけた怪獣をぶつけて戦わせる展開が
胸踊る場面です。
苦戦の末にようやく敵地からかげろうを無事助け出した青影、赤影、白影。
しかしまだ新たな怪忍獣の襲撃は続くのだった。
ドリロケさんの赤影シリーズも立体化コンプ目指して続投するわけです。
当時テレビが白黒だったのも影響してると思う。
赤影青影白影、全員灰色影だもんね。
しかも他人のうちで再放送を見たのだけ
覚えてる。
ハズレにある工場と駅前の道を結ぶ
区の道路計画で立ち退きの憂き目にあってる
家で卓球場を経営してたので、
ピンポン小屋って呼ばれてた
ただし、周りで一番高い3階建てだったと思った。
そこの爺さんは遊びに行くと喜んで
アイス食わせてくれた。テレビもカラーで
キャプテンウルトラも赤影も
ジャイアントロボも、カラーはあの家でしか
見たことなかった。
そこのじっちゃんが死んで道路が完成したときには、問題の工場が潰れて、
結局道路計画はうやむやになってしまった。
その工場は今は老人ホームになってる。
そのころのころをハッキリ覚えてるのは、
主はサスガだなと思う。
赤影はリアルタイマーではないっすよ~。
小学校中学年くらいの再放送で見たんです、
夏休みとか何回も再放送してましたものね、
ロボとか赤影は。
家にトリニトロンカラーが入った頃なので
たぶん初見はカラーで見たんじゃないかな、
ふくろう怪獣のガッポが目が光ってる
のとか絵に描いてたように記憶してるんで、
ちょっとカラーでないと識別しにくいっしょ。
赤影に怪獣が出てくると
全然知らなかったんですよ、
図鑑にも載ってる金目像と千年ガマと
大グモと目玉の大きいヤツしか出ないと
思ってたんで。後半まで再放送を見続けて
びっくり、その後は
大ハマリ大会だったんだろな。
ウチには怪獣の本がいろいろあったので
(本は字を覚えるということでソフビよりは
買ってもらえる機会が多かった)
テレビが普及してるころでもなんとなく
近所の子や近い家に住んでる
親戚の子たちが夕方まで居て
いっしょに怪獣番組を見ていた記憶が
あります。
いっしょに見て感想を共有したりするのが
楽しかった、みたいな。
自分が怪獣の画像とかブログにやたら
貼りたがるのはその頃の夕方の遊びにきた
友人との盛り上がりが
記憶に濃密に残ってるからの
ような気がする(笑)。
一回テレビが壊れて半年以上買い換え
なかった時期があって、その頃は近所の
工場をやってる家の子のところで
見せてもらってたな。
バトルホークとかアイゼンボーグの頃
だったか。
その頃の作品は工場で見た特撮、という
イメージが脳裏に植え込まれて
見てるバックで何か治具を使った
製造作業をトンカンやってたり焼き付けてる
半田とか鋳物のにおいとか
関連付けられているんですよ。