丹田の “充電”効果ばっちりの イルチブレインヨガ☆

2015年09月30日 | トレーニング
へその下の「丹田」(たんでん)は私たちの体の中心とされ、全身を動かすためのバッテリーのような働きを持っています。
丹田にエネルギーを蓄え、健康度をアップさせる効果のあるイルチブレインヨガの「丹田強化の体操」をご紹介します

「丹田」は武道の世界ではよく使われる言葉ですが、普段の生活では滅多に聞くことがありません。
しかし、私たちが最も優れた運動能力を発揮できるのは、体の重心が丹田に置かれている時だといいます。
剣道などの武道家の他、一流のダンサーやモデルも丹田を意識して様々な動きやポーズをとります。

丹田に意識が集まると、下腹がポカポカと温かくなっていきます。頭にたまっていた気エネルギーがお腹の方に降りてくるためです。
そうなると、下半身までしっかりと血液が循環するようになり冷えは解消されます。その一方で、頭はスッキリと涼しくなります
この状態は、東洋医学でも大変健康的な状態とされます。

イルチブレインヨガの「丹田強化の体操」は、丹田をエネルギーで満たすための運動です。
このポーズを行うと、丹田を意識する力が強くなる他、首と頭の部分の血液の循環が良くなるなどの効果も期待できます。

<イルチブレインヨガの丹田強化の体操>

  

あお向けに寝た状態で、両腕と両足を上げます。
手のひらを上に向け、しっかり広げます。
両足のひざを直角に曲げます。
股関節、ひざ、足首がそれぞれ直角になるようにします。
つま先はキュッと体のほうに引きます。
ひざとひざの間は、握りこぶしひとつ分くらいの幅に開きます。(あまり開きすぎないように注意しましょう)

  

手のひらで空を押し上げるような感覚で、腕を伸ばします。
腰を床に密着させると、腰の強化にも効果的です。

★さらに充電効果の高い姿勢をやってみましょう!

  

  

頭を持ちあげて、丹田を見ます。
しばらくその姿勢をキープします。
首の後ろが強く引っ張られるのを感じて下さい。

とてもきつい姿勢なので、無理をせず、まずは10秒間キープしましょう。慣れてきたら、徐々に時間を伸ばしていってください。

ポイント: 常に丹田に意識を向けます。呼吸はゆっくりと吐き出します。
      ヘルニアの症状がある人は、一人ではやらず、トレーナーと相談しながら行ってください。

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