観察の力           一指 李 承憲

2015年10月20日 | 希望の手紙

心の力を使って
考えと感情をコントロールするには
どうすればよいか? 

最も強力な手段は
観察、すなわち眺めることだ。

考えや感情に振り回されたり、
わざと無視したり否定したりするのではなく、
ありのままを眺める心によって、
考えや感情は、まるで太陽の光で
霧が晴れるように蒸発してしまう。

瞑想と呼ばれる全てのトレーニング法は、
その具体的な技術や方法に差はあっても
核心ポイントはどれも観察にある



一指 李承憲著『ソーラーボディ』より


イルチブレインヨガの 「脇伸ばし」で 圧迫された骨盤を 調整 ☆

2015年10月19日 | トレーニング
ストレス社会といわれる現代では、肩こりや腰痛に悩む人が増えています。肩こりや腰痛で悩む人の共通点として挙げられるのが、骨盤のゆがみです。
今回は、骨盤を整えるイルチブレインヨガの「横座り、脇伸ばし」のエクササイズをご紹介します
一日の最後にゆったりした気分で骨盤の緊張をほぐし、体の疲れを解放してスッキリと明日を迎えましょう。

二本足で歩く人間の背骨は、常に上下方向の圧迫を受けています。なので、上半身を支える骨盤はただでさえゆがみやすいのです。
さらに、不自然な姿勢を長時間続けると、骨盤の左右にズレが生まれ、ゆがみが大きく、深くなります。これが常態化すると、それにつながる背骨などの骨格もゆがみやすくなります。これが、肩こりや腰痛、そして、慢性疲労の原因になります。
特に、オフィスで長時間いすに座って作業を続けていると、骨盤がゆがみやすくなります。

そこでオススメなのが、イルチブレインヨガの「横座り、脇伸ばし」体操です。わき腹を伸ばして収縮させる動きで血行を促進、疲れやこりをほぐします。
腰からわき腹にかけての筋肉の緊張がとれ、骨盤のゆがみが整います。
下半身の気血循環を促進して下腹を温めることで、便秘改善や代謝アップの効果も期待できます

「横座り、脇伸ばし」体操は、脚を横にするのがポイント。これによって、股関節の柔軟性と運動性を高めることができます。
気分がゆったりしてストレスによる緊張状態からも開放されていきます。生理痛が辛い人にもオススメです。

<横座り、わき腹のばし>

1 正座をして、おしりを左に落とします。頭の後ろで両手を組みます。

  

2 息を吸いながら軽く上体を右に倒します。
 
  

3 息を吐きながら上体を戻し、反対側も同様に行います。

※倒す方と反対側のわき腹に刺激を与えます。
※上体を倒すことに重点を置き、胸を縮めないようにしましょう。
※よく倒れない方を更に繰り返します。


イルチブレインヨガの 「瞑想と 内観」で、巧みに 感情コントロール ☆

2015年10月18日 | トレーニング
感情コントロールが上手に出来るようになるイルチブレインヨガの「瞑想」と「内観」のトレーニングをご紹介します

私たちが病気になる時は、事前に体が何らかのサインを送っている場合が多いです。
「ちょっと最近、ムリしすぎているよ」「ストレスがたまっているよ」。そんなサインを送っているはずです。

しかし、多忙な現代社会を生きる私たちは、そうしたサインになかなか気づきません。
病気になってから初めて「無理をしていたのだ」と気付き、病院に行くはめになるのです。
普段から自分のカラダを見つめ、しっかりと交流を図っていれば、体調の管理もできるようになります。
その方法の一つが、イルチブレインヨガの内観と瞑想です。自分の体の内側を見つめることで、カラダの声に耳を傾けていきます。

瞑想と内観を実践すると、感情のコントロールが上手にできるようになります
自分を客観的に見ることで悲しみ、怒り、憎しみといったマイナスの感情に流されにくくなり、より力強く毎日を生きることができるようになります
脳の中の情報を肯定的に処理できるようになれば世の中を見る視野が広がり、人間関係も改善します


1 洞察瞑想

「洞察(どうさつ)瞑想」は、自分の感情や考えを客観的に眺める瞑想です。

背すじを伸ばし、力を抜いて楽に座ります。
口から「ふ~」と息を吐き出します。吐き出す息と共に、感情や思考が抜けていくのをイメージします。
特に、否定的な感情を大きく吐き出します。自分を押さえつけていた考えや感情から抜け出して楽になります。
仕事やプライベート上の問題を解決するための良いアイデアも浮かびやすくなります。

  

2 内観

突然、過去の出来事を思い出して悲しくなったり、ある人のことを怒ったり、将来の不安に襲われたり…。
不快な感情に突如襲われることは、誰にでも少なからずあることです。大事なのは、それに引きずられないこと。そのために効果的なのが、内観です。

内観とは、感情に執着している意識を体に引き戻すことです。意識を体に向けることで、感情に引きずられるのを食い止めることができます

目を閉じて、自分の頭の先からつま先まで全身をスキャンするように、ゆっくりと感じていきます。
心が落ち着いて安らぐのを感じることができます。

  

イルチブレインヨガの ヒップウォークで、骨盤の動きを なめらかに ☆

2015年10月17日 | トレーニング
長時間 椅子等に座っていると、骨盤の周りの筋肉が硬くなって可動域が狭くなります。骨盤が動き難いと股関節が硬くなり、体全体の骨格がゆがみます。
骨盤の動きをなめらかにするイルチブレインヨガの「ヒップウォーク(尻歩き)」をご紹介します

私たちの健康度は、体の中心軸の強さに大きく左右されます。中心軸が弱々しいと左右前後のバランスが悪くなり、体の様々な場所にゆがみが出ます。
内臓の位置もズレてしまい、新陳代謝も悪くなります。

ぶれない中心軸をつくる上で大事なのが骨盤です。骨盤は体重の6割を支えているとされ、まさに体の屋台骨です。
股関節とも連動しており、下半身の動きも大きな影響を与えます。骨盤がなめらかに機能すれば、骨盤の上にある内臓の働きも活発になります

しかし、現代人の生活スタイルは、骨盤がゆがみやすくなっています。
たとえば、パソコン作業を長時間続けると骨盤周辺の筋肉が圧迫されて、骨盤がゆがみやすくなります。
更に、脚を組んで座ったりヒールの高い靴を履いたりするにも、骨盤の安定を崩しやすくします。

骨盤を整えるのに役立つのが、イルチブレインヨガのヒップウォークです。
ヒップウォークは左右の骨盤のバランスが整えてゆがみが改善、スムーズに動く骨盤をゲットすることができます。
お腹や腰まわりのお肉を引き締める効果も期待できます。
ぜひお試しください。

<イルチブレインヨガのヒップウォーク>

1 足を伸ばして床に座り、背すじを正し、お尻を使って10歩前進します。
  ひじを曲げて腕もしっかり振ります。
  右のお尻を前に出す時は右手を、左のお尻の時は左手を前に出して、体幹(肩から骨盤まで)をきちんと動かす意識で。
2 同様に10歩後退します。

※かかとはあまり使わないように歩きます。

イルチブレインヨガで 習得 ~ 「内側に探して 外に出す」 ライフスタイル ☆

2015年10月16日 | イルチブレインヨガの効果
最新の西洋医学の力を借りなければ、健康を維持することができないと考える人が多くいます。
しかし、人間の奥深い所には、自分自身の基礎的な問題を解決できる資源が潜在しています
イルチブレインヨガでは、その潜在能力を引き出していきます。

現代社会を生きる私たちは、常に外部に振り回されています。
外部からの情報によって起こされる内部の変化を処理するために、再び外部から解決策を探そうとします。
それは、健康でも同じことです。心身にトラブルがあると、すぐに外部の力に頼ろうとします。

しかし、私たちの脳がどの位特別で、体の自然治癒力がどれだけすごいか。それを理解していれば、解決策を自分自身の中に探そうとするはずです。

イルチブレインヨガのベースとなる脳教育では、日頃の健康管理を「内側に探す」という考えを重視しています。
呼吸や体内の気エネルギーなど内側の要素を活用し、自然治癒力に働きかけていきます。それは、日常生活の主人になることを意味します。

仕事でパソコンを使っている人なら、突然エラーメッセージが出てパソコンが動かなくなって慌てた経験があるでしょう。
でも、その対処法が分かれば、次からは同じような状況が発生してもそれほど慌てなくなります。

イルチブレインヨガの脳教育でも、自分の脳や体の使い方を学ぶことで自分の健康管理をしっかりとできるようになります
これによって、人生を”内側に探して外に出す”という方向に転換することができます