今日は陰暦の2月15日はお釈迦様の入滅の日。涅槃会(ねはんえ)と言って、各地のお寺では「涅槃図」を掛け、お釈迦様の最後の説法である「遺教経(ゆいきょうぎょう)」を読誦し法要を行います。でもお釈迦様が生れた降誕会の花祭りの方が有名で、こちらを祝うお寺が多いようです。常楽院では護摩焚きに併せて3月28日に行いました。
3月27日(土)午後 福米沢地区の女の方たちが集まって団子をまるめました。
まず、粉を熱いお湯でこねます。 茹で上げた団子を冷ましてくっつかないよう粉をまぶします。
みんなで丸めます。鼻くそ団子ともよばれていますが、今年のお団子は少し大きいようで鼻には入らないようです。みんなで丸めるのも楽しいものですよ(^0^)
3月28日(日) 檀家さんと共に涅槃会法要を行いました。
住職と共にみんなでお経をあげました。団子は10枚のお膳一杯に積まれました。
壇頭さんたちがお釈迦様の教えをより多くの人に伝えるため、鼻くそ団子を撒きます。大人も子どもも大笑いしながら楽しく拾いました。
地域のこのような行事は守りつづけて行きたいですね。でも子どもたちが少なくなって、ちょっと淋しいですね。
降誕会(こうたんえ)4月8日:お釈迦様が生れた日、潅仏会(かんぶつえ)、花祭りとも言います。
涅槃会(ねはんえ):2月15日:お釈迦様が亡くなられた日、常楽会とも言います。
成道会(じょうどうえ)12月8日:お釈迦様が悟りを開いた日。
この三つの日は、仏教では大事な日です。