野となれ山となれ...アホとなれ じょんのじょんなラン日記

1年近くお休みしましたが、100万PVを越えて自由気ままに書こうと思い、気の向くままに更新していきます

第42回香川駅伝競走大会レースレポート

2013-01-14 19:52:53 | トライアスロン


昨日書きましたが駅伝に参加してきました

天候が心配されましたが雨もレース前にほぼ上がり、コンディション的には問題なし!

自分は用事があり少し遅れてアップ時刻ギリギリに現地入りしてアップ開始

というか~自宅でローラー台でバイクによるアップ90分でもうほぼアップ完了なので軽く温めてからスタートラインへ

自分は6区間中の6区を任され綾川ACのAチームの最終ランナーで展開によりけりですがまずい展開だと・・・・

重役じゃん!!!!!

レースはみんなが順調にタスキを運んできてくれたので私のとこで11位~

生まれてこのかた数多くの駅伝を走ったけど。いい位置で回ってくる運命なので~

もれなく今回も香川の社会人クラブチームの2位と20秒差くらいでタスキを受けました

11位が私で前の香川RCが10位、その後ろ5秒くらいで学生?(高校生かな?見てないからわからないや)

へましたら後ろにやられるし~もしかしたら前に行ける

そう思いつつタカさんからタスキリレー

ジワジワ行こう

そう決めて、2.3kmを2周するんで2周ともイーブンで行けば前を捕まえられるラスト1.5kmか?1.3kmで仕掛ける!!

スタート400mでそう決めていいのか?とも思いつつ前を追います

1kmは3分16秒

思い切り抑えてますが緊張感でしんどい・・・


じわじわ前と詰まるが、後ろも近い、でも高校生ならこのラップで追いつかれなければ安全圏、そうなれば前だけ追うぞ!!

気持ちを強く持ちます!


しかし・・・困ったことに、前とつまらなくなりました。

自分が止まっているのか?前が粘っているのか?


なんせ香川RCのランナーは自分が中学生の時からお世話になっているランナーで良く知っていて・・・知り尽くしていて怖い・・・


「ラスト500m以上の距離で勝負をつけないと負ける・・・そして、自分が前に出ると綾川ACは香川第位2位のクラブになる・・いいのか?」


そう思いつつ2.3km通過7分42秒 ちょうどキロ3分20秒ペース、計算通り


この時点で前と10秒、後ろは安全圏


自分は迷ってました

一か八か前に出るか?攻めずに抑えるか?

「チームメイトはどう思っている??前に出るということは追われる側になるということ。今までは追っている側。

どう?どうしたらいい?2kmからならオレ行けるよ?今までのトレーニングに比べたら楽だし、心臓張り避けそうだけどまだ2回くらいは仕掛けられるよ?どうしよう?」


ラスト1.6km地点で8秒差、走りながらコーナーごとに数えた

ラスト1.5km地点で綾川AC-Aのチームメイト3名が?4名だっけ?

「前行けるぞ!!前!前!じょんさん行け!!!!」

うん!とうなずくと仕掛けました

ラスト800mまでに捉える!!そう言い聞かせペースアップ

どうせあと4分ちょい・・・無理したって今がしんどいだけど明日筋肉痛になるだけだ、行けるさ


心の中でそうつぶやきサングラスと頭の上にかけ替えた(汗がサングラスに付くと一瞬の遅れが出ることもあるので)

後は無駄な酸素を消費しないがため無心で追いかけました

予定通りラスト800で捉え

ラスト500で抜きました!!

しかし、ラスト強いランナーを抜いたわけです





自分は元々はスピードランナー・・・だが、今のメインフィールドは・・・15分で勝負をする世界・・・ではなく10時間以上で勝負をする世界を見据えた脚。でも一人でお追いこんで来た脚は心はだてじゃない。でもラスト勝負、ラスト150mだと負ける・・・・

ラスト勝負なんて出来るわけがない


出来ないなら、出来ることで勝てばいい!!


そう、それが自分のスタイル


いつも300mで鍛えている脚は300mなら行けるという自信を持たせてくれた

陸上関係の仲間が「ラスト300m!!」そう叫んだ


それと同時に私は一気に行く!!!すでに心拍は190bpmを越えている

「持ってくれ心肺機能よ!お前はそんなに軟ではない!チームメイトが前に行こうと言っている最終区の私が最終苦であるなら6人分背負ってみよう!!」

そう言い聞かせ逃げる、脚が動く限り逃げる

しかし後ろは良く知るランナー

殺気が襲ってくる

不安が襲ってくる



でも、逃げる!必死で逃げる


チームメイトが声を張り上げる

仲間が声をかけてくれる



ラスト100mで後ろは3秒空いているようだ

「行ける!」と確信して

クラブチームがまた一つ成長した標を残せる瞬間のゴールを切れる自分がうれしかったです

なんとか責務果たせました??


チーム

1時間24分58秒   第10位

個人6区 手元の時計で15分26秒


参加されたみなさんお疲れ様でした!!

そしてたくさんの応援ありがとうございました


私はこれからまた超ロングの世界へ帰りますが、今年もこうして高速レースに参加出来たことを誇りに思います


最後になりましたがASPの皆さん、3位入賞おめでとうございます!!!チーム立ち上げから数年でここまで仕上げれたのもASPの心の熱さと努力ですよ!私も見れて良かったです。いいレースでした