2ストV型2気筒(ジャンク品)

基本自力メンテマンなので車、バイク業界に貢献していません!!

GPZ900R ブレーキパッド交換

2018-05-27 23:45:21 | GPZ900R


ブログではまるで出番のない900Rです。
改造することもなければ修理するところもないもので(車検取ったばかりのころにタンク錆びによるリザーブ不良や吸入ガス不足によるガス欠症状があったがそっちは親父のブログで記事になっている)
今回が初投稿ですね。
2年前のほぼ不動の状態から車検を所得時、ブレーキに関しては自分でやっておいたのでバイク屋が手を付けていなかったのですが、その分パッド残量はきっちり監視していました。
この度ほぼベースプレート寸前まで到達したとみられましたので、交換していきます。



さっそくパッド分解後。
こちらは右側で、残量はスライド側で1㎜程度といったところ。一番薄い部分はそれ以下かも。
ここまで使いつつベースプレートをローターに当てていなければ賭けに勝ったぜ!!って気分になります。



こちらは左側。おっと……?



スライド側が1/3程度剥離してしまっています。
幸いベースプレートが当たった跡がないためこちらもローターとの直接接触は回避できた模様。
こちらについてはかなり薄氷の勝利ですね。
ちなみにこのことを親父に話したところ、もはや整備不良の域で自慢することじゃないぞ!と言われてしまいました。



今回使用するのはデイトナの金パッドです。
900Rでの峠はブレーキに不安があるので制動力重視で(比較対象がTZRなのでその点に関してはどうにもならないのだが……)
親父情報では赤パッドだと即なくなるとのことだし。



例によってパッドの角落としは最小限です。
削った分が勿体ないし、どうせ使っていれば斜めに削り落とした部分など無くなるので。
六角レンチのボルト穴に掛けない角部分を使って2~3回がりっとやる程度です。

組み付けるついでにピストンの掃除と揉み出しを行っておきました。
一部錆も出ていたので真鍮ブラシと5-56でシャカシャカと。
この片押し1ポッドキャリパーはピストン内側からピストンを回す工具をはめることができないため、全周にわたって錆チェックができなかったのが心残り。
組み付けてパッドの慣らしを終えましたが、かなり制動力は上がったと思われます(それでもTZRの2割落ちぐらいか?)
ただし、制動力が上がっても900Rのブレーキが熱的に持つかは怪しいところで、下りを攻めた後半はちゃんと効くんだろうな?って気分になります。



次はタイヤだなぁ(車検まで持たなかった)