日曜日におにYの協力を求め、ブレーキフルードの交換をしました。
なお、今回はリヤブレーキのみです。
前ブログから見ている方はご存知だと思いますが産廃のTZRはマスターからキャリパーまでOHされています。
しかし、OH後にピンの引っかかりからの戻り不良より引きずり→ブレーキロックを2回経験しているため踏み応えがやわらかく、踏みしろの残り2割ぐらいから利き始め、ペダルが踏み切れてしまうような状態でした。
リヤブレーキをメインで使う産廃の走り方からすれば、これはいけません。作業に入ります。
用意したのはこちらのビニールホース。部品屋にて燃料ホースが予想以上に高かった(50cmで約1000円とかあほかと)ので家の中から使えそうなものを物色。
もちろんこれでは長さがまるで足りないので、
このようにストローを嵌め合わせて対応。
フルードはYAMAHA純正DOT4。作業後に分かったけど1台分でもこんなにいらない。小瓶のほうでも十分だった。
撮影 おにY
キャリパーをスイングアームから外し、水溶き中性洗剤で洗浄。
ピストンにシリコンオイル(グリスが無かったのでダンパーオイルで代用。(できてるのかなぁ?)を塗ってピストンを押し戻す。
で、中にいろいろ挟んでピストンが最も押し込まれた状態からフルード交換開始。(これが悲劇を呼ぶ)
フレーム内からリザーバタンクを引き出して引っ掛けておきます。
外したダイアフラム。去年失敗したときとは違うものが付いているような……。
ウエスを巻きつけて準備完了。
ここから入れ替えていきます。
おにYにはブレーキペダルを押してもらい、産廃がブリードボルトを緩めたり締めたり。
最初はエアなどがちまちま出てきていい感じ。
しかし途中で急にフルードが出てくる量が減りました。
ぞわっときてホイールとキャリパーを見てみると、やってしまいました。間に挟んでおいたものが外れ、ピストンが大きく押し出されて外れかけの状態に。
当然ピストンとシールの間からはフルードが滴ってローターやらホイールにポタポタと……。
あわててピストンを押し戻そうと、って無理です。最悪でも引っかかったままの工具などは救出せねば。
と、言うことでキャリパーを割りました。モノブロックキャリパーならできない芸当です。
この時点で産廃の精神的HPつまるところSAN値はほぼ0でした。か~なり情けない声でばらしてたかと思います。
キャリパーをスイングアームに取り付け方向の反対側から仮止めし、ハンドルとソケットで何とかキャリパーを一体化させているボルトを取り外しました。
撮影 おにY
割ってからピストンを戻した後のキャリパー。SAN値がほぼ0だったため画像撮ってる余裕なんて産廃にはありませんでした。
撮っておいてくれたおにYに感謝。
よく見てみるとピストン内にさびが着てるなぁ。内側なら動きに問題は無いだろうけど……。
ちなみにピストンを押し戻す際にキャリパー内に残っていたフルードが押し出されてぴゅ~と出てきました。
顔面やらシャツやらおにYのズボンやらにぶっかかって一瞬パニックに。
始めた直後はこんな参上になるとは思うまいて。左はがっくりきてる産廃。
この時点で作業開始から1時間半ほど経過。時刻は3時20分ごろ。
ここからはひたすらエア抜き。
4時ごろ中学時代の友達が通りかかって作業を見にきたりといろいろあり、しかしブレーキはすかっりエアが噛んで利かず。
5時ごろ何とかブレーキに力が伝わり始め、作業終了は5時50分。組みつけてた時間を抜くとエア抜きだけで1時間半もかかってたのか。
外はこんな感じ、分からないのでフラッシュ焚く。
場所は大体同じ。奥にいるのはおにY。顔は出てないのでセフセフ。
作業後の左腕はこんな感じ。右手も似たようなもん。中性洗剤で洗ったので油が抜けまくってふやふやのがさがさな指に。
作動の最終チェックをした後おにYを後ろに乗せて羽田空港まで試運転。踏み応えがペダルの踏みしろ真ん中ぐらいから来て、なおかつ底の底まではギリギリ踏み切れないぐらいの感じに。
2人乗りなのでリヤブレーキをがんがんかけましたが、途中で踏み応えが変わったりしなかったので一安心。
月曜日にも動かしましたが、(親父曰くその日の一発目でまだエアが残っているかが分かるらしい)一回目ととそれ以降で差はあまり無かったので大丈夫でしょう。フルードがホイールに滴ってたりとかもしてませんでした。(火曜日に触ったら猫ションがフロントにひっかかってましたが)
抜いたフルードはこんな感じ。廃棄するウエスに吸わせて燃えるごみに出しました。
ああ、疲れた。
10/15追記
おにYより追加の画像が届きました。
産廃がキャリパーを割ってる(余裕が無い)時にしっかり記録をしてくれたおにYに心から感謝。
作業前。
やっぱり写真が趣味というだけあっていいアングル選ぶもんだなぁ~なんて思ったり。
作業中の産廃。やっぱり顔は(ry
問題発覚のシーン。手前側のピストンが完全に外れているのが見えるかと。
真ん中あたりに見えるのは中で固定しておくために挟んでおいた工具。実は産廃、この時点でキャリパーの修理は半分あきらめてて、中の工具を救出するためだけにキャリパーを割ったのですが……。何とか修理できたんで余計なお金がかからず一安心。
でも次からはピストン押し戻しツールでも買ってちゃんと用意してからやろう。
がっくりきてる産廃その2。
よく見るとブレーキホースからはフルードが滴ってます。なおすぐにふき取りホイールの塗装への被害は軽微。
割る!外す!
元通りにピストンをシリコンオイルを塗布して押し込む。いや、既にフルードとかでべたべたのぐっちゃりでしたが。
ちなみにこの瞬間キャリパー内に残っていたフルードが穴から噴出し産廃の上半身+顔面とおにYのズボンへと……。正直、すまんかった。
一安心で産廃ガッツポーズな瞬間。
出来上がり!
作業追加分はこんなもの。
おまけ
ブレーキテスト中。フラッシュた数に撮影された1枚。
黒ツナギを着ておけば首無しライダー気取りができたのに!(いまさら)
なお、今回はリヤブレーキのみです。
前ブログから見ている方はご存知だと思いますが産廃のTZRはマスターからキャリパーまでOHされています。
しかし、OH後にピンの引っかかりからの戻り不良より引きずり→ブレーキロックを2回経験しているため踏み応えがやわらかく、踏みしろの残り2割ぐらいから利き始め、ペダルが踏み切れてしまうような状態でした。
リヤブレーキをメインで使う産廃の走り方からすれば、これはいけません。作業に入ります。
用意したのはこちらのビニールホース。部品屋にて燃料ホースが予想以上に高かった(50cmで約1000円とかあほかと)ので家の中から使えそうなものを物色。
もちろんこれでは長さがまるで足りないので、
このようにストローを嵌め合わせて対応。
フルードはYAMAHA純正DOT4。作業後に分かったけど1台分でもこんなにいらない。小瓶のほうでも十分だった。
撮影 おにY
キャリパーをスイングアームから外し、水溶き中性洗剤で洗浄。
ピストンにシリコンオイル(グリスが無かったのでダンパーオイルで代用。(できてるのかなぁ?)を塗ってピストンを押し戻す。
で、中にいろいろ挟んでピストンが最も押し込まれた状態からフルード交換開始。(これが悲劇を呼ぶ)
フレーム内からリザーバタンクを引き出して引っ掛けておきます。
外したダイアフラム。去年失敗したときとは違うものが付いているような……。
ウエスを巻きつけて準備完了。
ここから入れ替えていきます。
おにYにはブレーキペダルを押してもらい、産廃がブリードボルトを緩めたり締めたり。
最初はエアなどがちまちま出てきていい感じ。
しかし途中で急にフルードが出てくる量が減りました。
ぞわっときてホイールとキャリパーを見てみると、やってしまいました。間に挟んでおいたものが外れ、ピストンが大きく押し出されて外れかけの状態に。
当然ピストンとシールの間からはフルードが滴ってローターやらホイールにポタポタと……。
あわててピストンを押し戻そうと、って無理です。最悪でも引っかかったままの工具などは救出せねば。
と、言うことでキャリパーを割りました。モノブロックキャリパーならできない芸当です。
この時点で産廃の精神的HPつまるところSAN値はほぼ0でした。か~なり情けない声でばらしてたかと思います。
キャリパーをスイングアームに取り付け方向の反対側から仮止めし、ハンドルとソケットで何とかキャリパーを一体化させているボルトを取り外しました。
撮影 おにY
割ってからピストンを戻した後のキャリパー。SAN値がほぼ0だったため画像撮ってる余裕なんて産廃にはありませんでした。
撮っておいてくれたおにYに感謝。
よく見てみるとピストン内にさびが着てるなぁ。内側なら動きに問題は無いだろうけど……。
ちなみにピストンを押し戻す際にキャリパー内に残っていたフルードが押し出されてぴゅ~と出てきました。
顔面やらシャツやらおにYのズボンやらにぶっかかって一瞬パニックに。
始めた直後はこんな参上になるとは思うまいて。左はがっくりきてる産廃。
この時点で作業開始から1時間半ほど経過。時刻は3時20分ごろ。
ここからはひたすらエア抜き。
4時ごろ中学時代の友達が通りかかって作業を見にきたりといろいろあり、しかしブレーキはすかっりエアが噛んで利かず。
5時ごろ何とかブレーキに力が伝わり始め、作業終了は5時50分。組みつけてた時間を抜くとエア抜きだけで1時間半もかかってたのか。
外はこんな感じ、分からないのでフラッシュ焚く。
場所は大体同じ。奥にいるのはおにY。顔は出てないのでセフセフ。
作業後の左腕はこんな感じ。右手も似たようなもん。中性洗剤で洗ったので油が抜けまくってふやふやのがさがさな指に。
作動の最終チェックをした後おにYを後ろに乗せて羽田空港まで試運転。踏み応えがペダルの踏みしろ真ん中ぐらいから来て、なおかつ底の底まではギリギリ踏み切れないぐらいの感じに。
2人乗りなのでリヤブレーキをがんがんかけましたが、途中で踏み応えが変わったりしなかったので一安心。
月曜日にも動かしましたが、(親父曰くその日の一発目でまだエアが残っているかが分かるらしい)一回目ととそれ以降で差はあまり無かったので大丈夫でしょう。フルードがホイールに滴ってたりとかもしてませんでした。(火曜日に触ったら猫ションがフロントにひっかかってましたが)
抜いたフルードはこんな感じ。廃棄するウエスに吸わせて燃えるごみに出しました。
ああ、疲れた。
10/15追記
おにYより追加の画像が届きました。
産廃がキャリパーを割ってる(余裕が無い)時にしっかり記録をしてくれたおにYに心から感謝。
作業前。
やっぱり写真が趣味というだけあっていいアングル選ぶもんだなぁ~なんて思ったり。
作業中の産廃。やっぱり顔は(ry
問題発覚のシーン。手前側のピストンが完全に外れているのが見えるかと。
真ん中あたりに見えるのは中で固定しておくために挟んでおいた工具。実は産廃、この時点でキャリパーの修理は半分あきらめてて、中の工具を救出するためだけにキャリパーを割ったのですが……。何とか修理できたんで余計なお金がかからず一安心。
でも次からはピストン押し戻しツールでも買ってちゃんと用意してからやろう。
がっくりきてる産廃その2。
よく見るとブレーキホースからはフルードが滴ってます。なおすぐにふき取りホイールの塗装への被害は軽微。
割る!外す!
元通りにピストンをシリコンオイルを塗布して押し込む。いや、既にフルードとかでべたべたのぐっちゃりでしたが。
ちなみにこの瞬間キャリパー内に残っていたフルードが穴から噴出し産廃の上半身+顔面とおにYのズボンへと……。正直、すまんかった。
一安心で産廃ガッツポーズな瞬間。
出来上がり!
作業追加分はこんなもの。
おまけ
ブレーキテスト中。フラッシュた数に撮影された1枚。
黒ツナギを着ておけば首無しライダー気取りができたのに!(いまさら)