干支印 2013-12-24 19:02:45 | 篆刻 来年の干支 「甲午」(きのえうま)の印を刻しました。 25mmX60mm ハガキに使いますから大きめです。 以前から気になっていたのですが やっと作ることができました。 漢時代の壁画の拓本を参考にしています。 漢時代の拓本には 楽しい画像がいっぱいあります。
家紋用材料 2013-12-23 19:40:00 | 木彫 担当している木彫講座 受講者の方が家紋を彫りたいとのこと。 それでその材料を準備しました。 米桧の柾目材料 今では米桧が入手出来なくなっていますから 貴重な材料です。 幅広のものはありませんから 接ぎ合わせます。 同じ色の板があれば良いのですが 微妙に違うなァーー。 ・・・材料がすくなくなってしまっていますから 仕方ないのです。・・・ 出来上がりました。 厚さ・幅・高さ そしてはめ込むためのほぞを作ります。 受講する方たちすれば 家紋も作りたくなるのでしょう。 これだけ多く作るとは思っていませんから 材料が無くなってきたことが 申し訳なく思います。 何しろ自然保護の観点から 外国が輸出しなくなっています。 米桧がなくなりますから ほかの材料で作ることを考えなくてはいけません。 ・・・桧製だと値打ちがあるのに・・・・残念!!・・・・
仏像彫刻参考書 2013-12-22 19:41:11 | 木彫 書店で購入しました。 仏像彫刻ブームと言われて久しいのですが 今でも新しく参考書が出版されています。 先日 担当している木彫り講座で 受講者の方が参考書を持ってきて いろいろ質問されるのですが 私はその本があることを知りませんでした。 それで 書店で探したのですが 肝心のその本はありませんでしたが・・・・。 買ってきたのは この三冊 この様な特殊な仏像 この本を見て彫る人がいるのだろうか?? そういえば 作品展でもっと手間のかかる仏像を彫った作品を見た覚えがあります。 ・・・・技術的にはまだまだですが・・・・。 それも指導書が有ります。 あの作品は 一年ぐらいかけて彫ったのではないでしょうか・・・・。 熱意・根気には感心して拝見していました。 こんなに出版されるということは 買う人がいるということなのでしょう。
削ろう会会報 2013-12-22 19:24:31 | あんなこと こんなこと 削ろう会の会報が届きました。 写真は儀式用の手斧 儀式用ですから漆が塗られ唐草文様が描かれています。 その中に知り合いの大工が寄稿していました。 今ではごく一部でしか使われることのない 「ヤリガンナ」についてです。 これは おそらく彼の持ち物でしょう。 こんなに多くのヤリガンナを 彼は持っています。 詳しいことは一般的ではありませんから 避けます。 薬師寺の再建に関わり「ヤリガンナ」を使うようになりました。 今では 伊勢神宮の遷宮に関わっています。 このような大きな 意義のある建設に関わることができ 大工冥利に尽きる!! と喜んでいました。 その通りでしょうね。 技術は当然ですが 時期・機会が与えられないと出来ることではありません。
ツワブキ銘々皿 荒彫り 2013-12-21 19:41:20 | 木彫 昨日木取りしたツワブキ銘々皿 荒彫り開始。 荒彫りを終えました。 仕上げノミで小作り。 これからは仕上げ作業です。 拭き漆を終えて このようになるのに あと何日かかるのか・・・? ・・・間違いなく来年・・・・ 今年中に せめて 木彫りを仕上げたい・・・・。
ツワブキ銘々皿 下絵 2013-12-20 22:36:11 | 木彫 製作中の葉盆 お茶道具 ツワブキの銘々皿を作り始めました。 以前に一枚だけ試作しました。 評判が良いことに気を良くしています。 下絵 八枚分描きました。 それを材料に写し 木取りました。 銘々皿 5~6枚でセットになります。 これから 荒彫りし 仕上げ そして拭き漆します。 お茶道具を一揃え作ってみようとすると いろいろ作らなければいけません。
家紋 2013-12-19 19:09:19 | 木彫 木彫講座を受講している方が 家紋を作りたいとのこと。 材料は以前に準備しました。 どのような家紋を作りたいか 伺うと「蔦」「桔梗」紋とのこと。 私は この二つとも作ったことはありません。 今までですと紋帳を調べ コピー機で拡大していました。 直径3cmに満たない大きさの図を 大きくしていました。 一度ではそんなに大きくはできませんから 何度にも分けて拡大します。 誤差も出ますし 鮮明さも欠けます。 それを 修正することが一仕事でした。 今では 家紋はCDに収録されています。 パソコンで一度でA4版の大きさに 拡大できます。 狂いもなく鮮明。 我が家にはA4版のプリンターしかありませんから 必要な大きさにはコピー機で拡大します。 それでも鮮明に拡大できます。 昔 コピー機で拡大できない時には 手書きで拡大していました。 一晩がかりでしたから そのことを思うと便利になりました。
象嵌 素材 2013-12-18 22:22:33 | 木彫 依頼を受けて 四葉のクローバー てんとう虫を作りました。 四葉のクローバー 朴の木 同じ木でも色が違いますから それを利用して作りました。 思ったより可愛くなりました。 てんとう虫 赤い羽根の部分は アフリカンパドック 黒い部分は 神代桂 目の部分はうるしの木です。 これらを大きな木に象嵌するのですが それは依頼者がすることになっています。 どのようにレイアウトするのでしょうか?? 可愛い感じになることでしょう。 私の仕事では 珍しく可愛い作品です。
印刀 研ぎ直し 2013-12-17 19:03:01 | 篆刻 日曜日に図書館で行われた「蔵書印講座」 その時使った印刀を 研ぎ直しました。 定員が10名ですから 10本 印刀を準備しました。 皆さん 懸命に彫りましたから刃先だけでなく 巻いてある革も解けてしまっています。 研ぎ直しました。 数がありますから ちょっと大変・・・・。 腰が痛くなりました。 革も巻き直し 刃先にサビ防止の為油を塗り 片付けました。 それにしても 日展の篆刻部門での問題 1ヶ月で報告書を出すとのことだったのですが 未だにそのような事は聞きません。 書道界 一皮むくと・・・・ 問題の多い世界です。 書道会だけでなく 日展全体にも言えることですからどういう内容の報告書が 出てくるのか 興味を持っていたのですが・・・・。 このまま ウヤムヤで終わるのであれば どうしようもない世界と言うことになるのでしょうね。 ・・・・改革する 良い機会だと思ってのですが・・・・。
講義 最終日 2013-12-16 19:48:14 | 木彫 大学での講義 今日が今期最終日です。 仕上げ作業 カリキュラムを組んで 順番に実習を行ってもらっています。 下絵実習 これで 皆が一通り実習したことになります。 この後 作品の仕上げ 反省会。 5日間でしたが 顔を覚えた頃には終わります。 来季には この続き・・・ レベルを上げたことに挑戦してもらいます。 短期間で技術的なことが出来るようになるとは思えませんが 一度でも体験したんだと 思い出になり これから役立てば・・・・。