

●311大地震と大津波で、完全に叩きのめされ廃墟と化した
広大な国土。来る日も来る日もテレビで見せつけられると、
悲壮感が先行して,なかなか明るい日本の展望が見えてこない。
ところが、いま発売の5月18日号のニューズウイーク特集
「世界に誇る日本力」を読んで、日本人としての自信と誇りを
取り戻す事が出来た。
●その特集の冒頭には、
「外国の評価を気にする時代はとっくに去った。
テクノロジーや文化や震災で見せた忍耐の他にも、この国の底
知れない力がある」と力説している。
その主な構成内容は
■日出ずる国が向かうハイブリッドな未来
■世界を変えた日本の革新的アイデア
■「スポーツ日本人論」という神話
■「日韓逆転」の勘違い
■世界が尊敬する日本人
など日本人と「日本力」を総力特集している。
http://www2.hankyucom.co.jp/mail03/u/lp=h1Zv_mwunF_k5d7zP8NeIwZ
■■35億人アジアと共生する日本■■
●消費市場としてのアジアの重要性がますます増大している。
アジアは,世界のGDP(国内総生産)の4分の1を占め巨大市場
である。
しかも生産拠点と消費市場の魅力的な両極を兼ね備えている。
(写真提供:AFP)
【世界3大地域の経済規模]
(地域名) (アジア) (EU欧州) (北米)
●国数 16ヶ国 27ヶ国 3ヶ国
●人口 32,2 4,9 4,4(億人)
(49%) (7%) (7%)
●名目GDP 14,7 17,9 16,9 (兆ドル)
(24%) (30%) (28%)
●名目GDP 4583 37196 38337(1人当・ドル)
●名目貿易額 8、9 11,9 4,9 (兆ドル)
(27%) (36%) (15%)
(出所:世界銀行)2009
このデータを見ると、
人口的には世界の約半分を占めるアジアだが1人あたりのGDP
では、先進地域の8分の1に過ぎない。
見方を変えれば、潜在的な成長余力がある極めて魅力的な市場
と言える。
いま国難に直面する日本だが、今後膨大な需要が予測されるア
ジア諸国に対して,モノずくりの伝統技術や先端的な科学技術、
特に上下水道、新幹線、再生可能エネルギーのインフラシステ
ムなど、日本の総合力を生かした施策提案と協働が期待される。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます