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「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■芭蕉を訪ねて

2013-11-28 | ●日本の伝統文化

■■■■■■■■■■錦秋の大津旅情■■■■■■■■■■ 

●先日,タイの知人夫妻が訪ねてきて,京都の秋を案内することにした。
京都駅に降り立つと、おどろくほどの人出ではないか。
ご本人たちも何回も
京都は、観光の経験があるということで、急拠東
へシフトして,俳聖と仰がれた芭蕉
が眠る錦秋の琵琶湖湖西の古都大津
を訪ねる事にした。

 
芭蕉は「奥の細道」の旅を終えると、旅の疲れを癒すために、必ず
大津を訪れたという。
そして、芭蕉は、全句作の1割近い89句を、この大津で詠んだ。
旅に病で夢は枯野をかけ廻る
 「古池や蛙飛びこむ水の音
松尾芭蕉〔1644~94〕は、大阪船場で没し、いまここ大津の義仲寺に
眠る。


●時間の関係で,大津市内の紅葉の三井寺(天台宗総本山円城寺)周辺
を散策した。三井寺は、一千百年に及ぶ歴史と伝統に彩られた近江の
古刹である。

 
 

                   (三井寺にまでユーキャが登場とは驚いた)


ガイド僧に案内された団体客が続く。風情ある情景だ。


  
●ここはJR大津駅から市中の商店街を抜けて、徒歩約20分、長等山
山麓一帯 に
広がる、紅葉の名所でもある。

 

●三井寺を後にして、大津市街の旧い街並みを歩く

 
宮内庁ご用達、160年の老舗漬物屋「八百与」で名産の漬物を買い求める。


草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒」
●米どころの滋賀、大津の地酒には、昔から銘酒の誉が高い、芭蕉の句にも、酒を読んだ
のが多い


湖国3大祭りの大津祭は、天孫神社の江戸時代からの伝統の山車祭 りだ

 
  
 

●13基の曳山は,地元の町内努力で、伝統の豪華絢爛な装飾が、今も
変わらず保存
され.秋祭りを彩る。市内の「百人館」で見ることができ
る。

 
 
外国の知人を伴った秋、半日観光の旅、外国の知人にも、大変喜ん
で貰った。    
今回は、芭蕉の里を訪ねた、思いつきの小さな旅だったが, 日本の
四季の風情の素晴らしさと,
俳聖の偉業に触れる事ができてよかっ
た。                     
                                 
  
「俳聖の句」
 此道や行人なしに秋の暮   芭蕉
 秋深き隣は何をする人ぞ   芭蕉
 
  

 

 


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