
■■■■■■■■■■■■「閑話休題」■■■■■■■■■■■■
■「老後の核心」
●師走も20日、心なしか慌しい毎日である。
しかし歳のせいか、公私ともに予定の3割ぐらいしか出来ていない。
にもかかわらず、もう、次の年が目の前に迫りつつある。やはり思考力
の鈍りか、行動力の衰えなのか。自問自答する事しきりである。
■「ごめん,ありがとう」
●今年を振り返ると、身辺ばかりではない。近隣の国際関係でも気配
りのない出来事が増えて、予期しないトラブルが、余りにも多かった。
ちょっとした間違いがあれば、臆せず「ごめん」、この一言で関係修復
が出来たはず。メンツのせいなのか、この一言が出来ないために、こじ
れて断絶やトラブルが後を絶たない。
近くは「朝日新聞」「韓国」「中国」問題しかり、遠くは「イスラエル」など。
枚挙に暇がない。「ダメよ、ダメダメ」と言っても、もう遅いのである。
●所詮おつきあいも、外交も、基はと言えば人間関係「ごめん」「有難う」
この一言で、どれだけ絆が深まった事か。
この一言で、どれだけ絆が深まった事か。
ところが、これを言えない気位の高い、しかも先が読めない大人や国が
増えた事か。そのために関係性が崩れ、ますます深みにはまっていく。

(瞑想するチェンマイの僧)
■「人は所詮、考える葦」
●この種のケースは、国でいえば新興国、人でいえば団塊世代に多い。
当事者が本当の労苦を知らないし、表層的な経験しか持たないためだろ
うか。人生哲学とまではいかないまでも、当面する人と人の人間性の問題
だと思うがどうだろう。
当事者が本当の労苦を知らないし、表層的な経験しか持たないためだろ
うか。人生哲学とまではいかないまでも、当面する人と人の人間性の問題
だと思うがどうだろう。
何時もの事乍ら年末になると一年を振り返って反省したり、考えたりする
事しきりである。やはり人間「考える葦」たる所以だろうか。
■「JTIROの活動テーマ」
●JTIROの今年の活動テーマはーーーーー、
1)「日タイ&アジアとの国際交流」
2)「チェンマ・ロングステイ」
3)「日本のシニア問題」
だったが、
5月発生したタイの軍政も順次、民政化に向けて歩みつつある。
新年も、今年の活動をより進化すべく、なお一層の努力をしていきたい。

■「シルバー名作川柳」
(全国有料老人ホーム協会シルバー川柳入選作品)
●今年の全国有料老人ホーム協会のシルバー川柳の入選作品を読まして
いただいた。いま日本のシニアは約3200万人、毎年1兆円増える社会保
障費のもと、いかに健康に過ごすかが問われる。
折もおり、シニアの間に川柳と俳句が大変な流行とは聞き及んでいたが、特
にシニア川柳は、諧謔の中に時代を切る感性が伺えて、本当に素晴らしい。

まず名作川柳を三句、
●日帰りで 行ってみたいな天国に 斉 千代子さん(宮城)
・終活盛んな昨今、健康盛んなエスプリ・シニアが増えました。
●子は巣立ち 夫は旅立ち今青春 蓮見 博さん (栃木)
・こんなことを言わさぬよう男性たる者、いきいき長生きたるべし。
●三時間 待って病名「加齢です」 大原志津子さん(新潟)
・そりゃ、社会保障費も大変だわ。
「総評」、発想の着眼が「いいね」!
こんなシニアの人たちは、ほぼ終生、認知症とは無縁ではないか。
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