
■■■■■■■■■■■■タイ伝統音楽と舞踊の真髄■■■■■■■■
(タイ&アジア国際交流協働フェスタ2008〉
🔵 21世紀は、アジアとの時代です。
タイをハブにしたアジアとの国際交流を推めるJTIROはじめNPO
4団体が協働して 初の「タイ&アジア国際交流協働フェスタ」を開催し
ました。
特に、タイ伝統音楽やタイ伝統舞踊の第一線の研究家3人が 顔あわせ
した集いは,きわめて珍しいことです。
その歴史に彩られた古典音楽の演奏や、華麗な伝統の踊りは、多くの参集
者の感動を呼びました。
(冒頭の写真は、全員による伝統楽器アンガルンの合奏です。)
第2部「魅惑の鼓動、タイ伝統音楽と舞踏の真髄」演奏と踊り
●タイ音楽研究家 福田 明子さん
●楽器演奏家 カンコンさん
●タイ舞踊研究家 岩澤 孝子さん
●1)・演奏曲 チーントークマーイ, タイ映画「風の前奏曲」の曲です
・使用楽器 ラナートエーク、ラナートトゥム、クローンケーク
●2) ・演奏曲 クライラートサムルーン タイの古典曲です。
・使用楽器 チャケー
●3) ・演奏曲 ヤワー インドネシアという意味の曲です。
・使用楽器 アンガルン
●4) ・演奏曲 セーンカムヌン タイ映画「風の前奏曲」の主人公の曲です。
・使用楽器 ラナートエーク、ラナートトゥム、クローンケーク
●5) ・演奏曲 チーンキムレック タイの古典曲です。
・使用楽器 チャケー
●6) ・舞踊 岩澤 孝子さん ・キンカラーの踊り
・使用楽器 クローン、チャープヤイ、モーン
タイヤイ族が発祥とされる民族舞踊です。背中に大きな羽を
背負って踊ります。
これは想像上の奇獣「キンノーン族」(鳥と人間が合体したもの)
の北部バージョンです。
アンガルンはインドネシアから伝わった楽器です。
タイのアンガルンは竹を3本使って構成されています。
音階はインドネシアと異なり、西洋音階になっています。
(タイ音階とも異なります)
通常一人が二つの音をもって演奏します。
■出演者の経歴■
福田明子さん
ナタリーラータイカルチュアーセンター主宰 タイ伝統音楽研究家
相愛大学音楽学部修了
タイ国立チェラロンコーン大学音楽学部修了
兵庫教育大学芸術音楽科修士課程修了、
カムコム・ポンプラシット(Kumkom Pornprasit)さん
チュラロンコン大学芸術学部准教授 弦楽器チャケー奏者
同大学修士課程修了
現在 日本学術振興会の研究助成をうけ、大阪市立大学にて
博士論文執筆中(箏とタイの弦楽器チャケーの比較研究)
岩澤孝子さん
民族音楽学者(タイ舞踊)
広島大学大学院博士課程修了(学術博士)(2002)
カリフォルニア大学リバーサイド校研究員(2004)
国立民族学博物館外来研究員(2005-2007)
日本財団APIフェロー(2007-2008)
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