🔵3月半ばを過ぎると、訪れるところがある。東大阪市にある司馬遼太郎記念館である。早咲きの菜の花が
側道で迎えてくれる。この記念館は、司馬さんの没後、大量の著作の
管理のために建築家の安藤忠雄さんが設計、完工した記念図書館である。
司馬さんの作風と言えば、産経(大阪)新聞の記者出身のせいか、綿密な取材を重ねて
物語を進める独特の手法と言っていい。しかも歴史小説は
多作にも拘わらず名作揃いだ。加えて記者の領域を超えた「街道」ものは、遠く
モンゴルに及ぶ。そして国思う心の発露と大阪への憧憬は作品全編に及ぶ。
🔵いつも春先になると私は「司馬遼太郎が考えたこと」(新潮文庫)をポセットに
忍ばせ、毎日の様に行きつけの喫茶店でこの本を読みふける。私にとって至福のひと時である。
この本は「司馬遼太郎が考えたこと」の第13)だが、最近14)と15)が相次いで発刊
された。これは司馬さんが生前、さまざまなところで書いたり話したことを
収録したエッセイ集で、発表年代別に編纂され文庫15冊として発刊された。
先週の日経新聞土曜日朝刊「私の愛読書」欄では、作家の夢枕駁さんが「司馬遼太郎が考えたこと」
をいつも鞄に入れて愛読しているとの記事に出会った。同じ思いの人がいるとわかると
益々司馬遼太郎への憧憬は募るばかりだ。没後30年の2025年には待望の関西大阪万国博が開催される。(Yama)🔵(告知)アジアの情報は次号のHeadLineNewsで特集の予定。
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