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残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

草木瓜(くさぼけ)

2010年04月06日 | Weblog
我が家の周辺には、村山・山口貯水池をひかえ自然豊かなところで、一般には狭山丘陵と云われる土地柄でもある。当然のことながら、草木瓜やヤブコウジや春蘭など貴重な植物が沢山生えていたところである。この様な豊かな自然に魅せられ、多くの人達が散策に訪れるようになり、残念な事ながら珍しい植物が段々かげを失って仕舞ったようだ。この草木瓜は、近所の知人が栽培していたものを特別に分けて貰った大切なもので、いまや珍しい植物になったかも知れない。

草木瓜(くさぼけ)・薔薇(ばら)科。
・学名 Chaenomeles japonica
Chaenomeles : ボケ属
japonica : 日本の
Chaenomeles(カエノメレス)は ギリシャ語のchaino(開ける)+ melon(リンゴ)」が語源で、”裂けたリンゴ”の意味。

・冬から春にかけて、オレンジ色の花が咲く。
・盆栽としても利用される。
・別名「地梨」(じなし)。
果実は果実酒にされる。
・枝にはトゲあり(痛いよ♪)


<木瓜と草木瓜のちがい>
【木瓜(ぼけ)】
・背が高い。
・枝のトゲはあまり目立たない。
・実は草木瓜の実よりも大きくて、色は黄色。縦に「彫り」が入っている。
【草木瓜(くさぼけ)】
・背は木瓜より低い。
・枝にトゲがいっぱいある。
・実はボケよりは小さく、色は黄色。
縦に「彫り」は入っておらず、表面はつるつる。

   (季節の花 300から引用)

今日の誕生日の花 オドリコソウ   花言葉 快活、陽気

 今日の一句     一の矢は踊子草の辺に落ちぬ    梶山千鶴子

 NHKラジオ深夜便から引用