MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

花韮(はなにら)

2010年04月03日 | Weblog
この花は、我が家のお隣さんの玄関先に咲いていたものである。最初、花弁が尖っていたので花韮でなく、別な花かと思っていたが、調べてみたら、やっぱり花韮だった。花韮にも、この様な紫色の花が咲く種類もあるんだということが判った。

花韮 百合(ゆり)科。
・学名 Ipheion uniflorum
Ipheion : イフェイオン属
uniflorum : 単花の、一花の


・開花時期は、 2/10頃~ 5/10頃。
・南アメリカ原産。
・星型、白い花。うす紫色の種類もある。
・葉っぱをちぎると名前のとおりニラの
においがする。
花が美しく、葉が韮(にら)に似ていることから「花韮」。
・別名 「西洋甘菜(せいようあまな)」。

   (季節の花 300から引用)

今日の誕生日の花 キジムシロ    花言葉 明るく輝いて

今日の一句     雉蓆咲く野を長き貨車の列   加藤耕子

NHKラジオ深夜便から引用


山桜の巨木

2010年04月03日 | Weblog
我が家から歩いて10分ほどのところに此の山桜の巨木がある。(東京都の境界から100メートル位)此の桜の樹齢は、写真を撮りに来た人の話では、百年位経っているのではないかということである。また、近所の人の話では、これは山桜ではなく、大島桜ではないかと言うことである。この際、識者の言い分を尊重して大島桜としておこう。


オオシマザクラ(大島桜)とはバラ科の植物の一種。
学名はCerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba, 1992
春に白色の花を多数つける、野生種のサクラの一種。
特徴
高さは15mに達する落葉高木。葉は長さ5cm~10cm程度で、先端が尖った倒卵形または楕円形で互生、細かい鋸歯を持つ。晩秋に紅葉する。
花期は春、3月から4月にかけ、葉の成長とともに茎の先端から数個の花をつける。
花弁は白色で5弁、淡い芳香を持つ。初夏にかけて結実し、十分に熟した果実は食用となる。
丈夫で潮風にも強いことから、庭木や公園等の植林に用いられる。
晩秋に紅葉する。カスミザクラの島嶼型であり、母種と比較して葉に細かい毛がないことで判別できる。また、このオオシマザクラは、多くの園芸品種を生み出したサクラでもある。また、庶民の間で食される、桜餅は、このサクラの若葉を塩漬けにした物を使用する。この独特な香りの由来はクマリンと言う成分が主体で、秋の七草のフジバカマと同様の香りがする。

今日の誕生日の花 ニリンソウ    花言葉 かわいらしい

今日の一句   膝折ればわれも優しや二輪草    草間時彦

NHKラジオ深夜便から引用





染井吉野が満開

2010年04月03日 | Weblog
da埼玉、所沢では、染井吉野が丁度、満開といったところだ。

桜(染井吉野)・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus × yedoensis(染井吉野)
Prunus lannesiana var. speciosa (大島桜)
Prunus jamasakura (山桜)
Prunus : サクラ属
yedoensis : 江戸の
lannesiana : 園芸家「ラネス」さんの
speciosa : 美しい、華やかな
jamasakura : ヤマザクラ(日本名)
Prunus(プラナス)は、ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・英語では、桜の木は「Japanese cherry」、桜の花は「Cherry blossom(チェリーブラッサム)」。

・開花時期は、 3/25頃~ 4/10頃(染井吉野)。
・日本原産。
・2月にもなると、全国の桜の開花前線予想がいろんなところから発表される。
1日の平均気温がだいたい10度を越えたら”開花”。
(最高気温が14度、最低気温が6度ぐらいかな)。
花の見頃は開花宣言から1週間ぐらいあと。
・”花見”といえば桜。いろいろ種類があるが「染井吉野(そめいよしの)」がもっとも有名。
花は、うすピンク色。
(日本の桜の8割以上は、この染井吉野)
白花でよく見かけるのは「大島桜(おおしまざくら)」。
・「桜花爛漫(おうからんまん)」
→ 桜が満開で、すばらしい眺めのこと♪


・桜の霊である「木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が最初の桜のタネを富士山からまいたといわれ、「さくやひめ」の名前から「さくら」になったらしい。
なお、「木之花」は「此花」と書かれることもある。
此花咲耶姫 → ”この花(桜)のように美しい姫”。この名前は「古事記」に出てくる。

・染井吉野は江戸時代に、江戸駒込の染井村から植栽が始められた。初めは見事な桜の代名詞として「吉野桜」と呼ばれたが、誕生地の「染井」の名を加えて「染井吉野」になった。
・幹のところに横向きの線が入っているのが桜の特徴。
・秋の紅葉もきれい。
「染井吉野」は落葉するのが早いようだ。
・山桜は、花が咲くのと葉が出てくるのがほぼ同時で、葉っぱが茶色いのが特徴。(5月を過ぎるとふつうの緑色の葉っぱになる)
染井吉野より、少しだけ遅れて咲き出す。
・日本の国花はこの桜(厳密には「山桜」)と菊の2つ。

   (季節の花 300から引用)