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枸杞(くこ)の赤い実

2014年01月25日 | Weblog
これは、茄子(なす)科、クコ属の枸杞(くこ)という落葉低木、食用や薬用に利用される。日本や朝鮮半島、台湾、北アメリカなどにも移入され、分布を広げている植物なのである。
これは、昨日、春を訪ねて山の方に歩いていたら、途中の藪の中に枸杞の赤い実が枯れずに残っていたのだった。
このクコの実には、体内ですぐに有効な成分であるβカロチンが大量に含まれている。βカロチン以外の栄養素のほかに、アミノ酸やビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ニコチン酸なども含まれているのである。あと、多糖類と呼ばれる解毒効果・免疫調整効果のある成分が含まれているという。
この枸杞(くこ)の赤い実の料理方法、レシピは、WEBに沢山掲載されているのである。



枸杞(くこ)・茄子(なす)科。
・学名 Lycium chinense
   Lycium : クコ属
   chinense : 中国の
 Lycium(リシウム)は、
 中央アジアの
 Lycia という土地に生えていた、
 とげの多い木、
 「lycion」の名前に由来。
 
・夏から秋にかけて紫色の花が咲き、
 そのあとで赤い柔らかい実がなり
 食べられる。
 (実の赤い色は、干しても
  なかなか色落ちしない)
 この実を酒や焼酎に漬けて
 「クコ酒」にする。

・根の皮は解熱や強壮薬にもなる。
 根は、
 「地骨皮」という漢方薬になる。
 中国と日本では古くは
 「沼美久須利(ぬみくすり)」と
 呼ばれるほど薬として有名で、
 栽培も盛んだった。

・枝にはとげあり。
 とげが多いところから
 生垣としても植えられる。

・中国名「枸杞」の
 音読みが「くこ」。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ミスミソウ、雪割草    花言葉:内緒、優雅

  今日の一首:こころよき親しみありて三角草咲きいたりしを夜半におもえり  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)


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