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鬼灯(ほおずき)

2014年07月25日 | Weblog
これは、茄子(なす)科、ホオズキ属の鬼灯(ほおずき)である。これは、この季節に相応しい鬼灯(ほおずき)と言うことが出来ると思う。何故ならば、東京の浅草の浅草寺(せんそうじ)他、色んなところで「ほおずき市」が開かれる時期だからである。(月初めに「ほおずき市」が終わてしまった。)
最近は余り見られないが、この鬼灯(ほおずき)は、女の子の遊び道具の一つだった。それは、鬼灯(ほおずき)の中身、種を取りだし、その袋を口に含んでは、ギュウギュウと音を鳴らして遊んでいるのをよく見掛けたものである。鬼灯(ほおずき)の中身、種を旨く取り出すというのは、至難の業で、真似して何度かトライしたが、一度も旨く中身を取り出すことが出来なかった苦い思い出がある。

鬼灯(ほおずき)・茄子(なす)科。
・学名 Physalis alkekengi
    var. franchetii

   Physalis : ホオズキ属
   alkekengi :
     「ホオズキ」の
      アラビア語
   franchetii :
      フランスの
      分類学者
     「フランシェー」さんの

 Physalis(フィサリス)は、
 ギリシャ語の
 「physa(水泡、気泡、
  ふくれたもの)」が語源。
 ふくらんだホオズキのさやに由来。
 
・花びらは5弁。5角形。
 6~7月頃に開花。
・オレンジ色の実は、
 お盆のときに提灯がわりに
 飾られることがある。

・夏は全国各地で
 「ほおずき市」が開かれるが、
 東京では、
 浅草の浅草寺(せんそうじ)の
 「ほおずき市」が有名。
 毎年7月9日、10日に開催。
 
・この実の中に、
 外側と同じオレンジ色の球形の
 ”ほんとの実”がある。
 この実の中身を楊子などで
 掻き出して皮だけにしたものを
 口にして鳴らすことができる
          (らしい)。
 名前も
 「ほほつき」(頬突き)の意で、
 子供が口にして鳴らす
 頬の様子から。
 また、昔の方言で「オホ」
 という名前の亀虫が 
 つきやすかったことから
 「オホヅキ」となり、
 それがしだいに
 「ホオヅキ」になった、とも。

 名前のふりがなは
 「ほおずき」としたが、
 「ほおづき」でもよいようだ。

・「鬼燈」、「酸漿」とも書く。
 難しい漢字・・。
 でも漢字の「鬼灯」って、
 なんか雰囲気出てますね。

・別名「輝血」(かがち)。

・「籠(かご)かばふ
  鬼灯市の 宵の雨」
   水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ムクゲ(アオイ科)  花言葉 デリケートな美  柔和  

  今日の1首:おのずから今日をえらび咲きにけり いちにち花よ白いムクゲよ

  (NHKラジオ深夜便から引用).



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