MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

冬珊瑚(ふゆさんご)

2018年01月18日 | Weblog
これは、茄子(なす)科、ナス属の冬珊瑚(ふゆさんご)である。この冬珊瑚は、ブラジル原産。明治中期に我が国に渡来。此れは、夏から冬にかけて鮮やかな色の丸い実をいっぱいつけるので、その姿を珊瑚に見立て、冬の時期と合わせて「冬珊瑚」というネーミングになったという。これは、実の色の遷移がおもしろく、花を咲かせたあとで緑色の実になり、それが「緑 → 黄 → 橙」の順で色づく。いろんな段階の色の実が同居して緑色の実、黄色の実、橙色の実がほぼ同時に楽しめる。実はきれいだが毒があるらしく、食用にはならない。寒さに強い。冬珊瑚(ふゆさんご)の別名は、「ビッグボーイ」「クリスマスチェリー」「玉珊瑚(たまさんご)」いずれも、実の形からの命名のようだ。



  今日の誕生日の花:クンシラン  花言葉:貴い、望みを得る

  今日の一首:父在りし日の匂いして陽だまりのクンシラン今日をいきおいて咲く鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

蟹葉シャボテンという花

2018年01月18日 | Weblog
これは、サボテン科、ジゴカクタス属の蟹葉シャボテンという花である。これは原種カニバサボテンの一種で、大正6 年頃日本に入ってきたそうである。シャコバサボテンに似ているが、茎節の突起が シャコバサボテンのように鋭くなく丸みを帯びている。蟹葉シャボテンは、形状の違いと開花時期が1月~3月とシャコバサボテンよりもカニバサボテンのほうが 遅い。また、シャコバサボテンよりも幾分寒さに強いというふうに感じられる。



  今日の誕生日の花:バフィオベジラム   花言葉:優雅な装い

  今日の一句:幾人をこの火鉢より送りけむ    加藤楸邨

  (NHKラジオ深夜便から引用)