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赤花三叉(あかはなみつまた)の花

2016年03月19日 | Weblog
これは、沈丁花(じんちょうげ)科、ミツマタ属の赤花三叉(あかはなみつまた)の花である。この花の開花時期は、 3/ 5 ~ 4/10頃。これからが、三叉(みつまた)の花のシーズンである。三又の原産地は
中国中南部、ヒマラヤ地方で、日本には、江戸時代初期に渡来した花である。花は、蜂の巣がぶら下がったような形で、花芽は、ちょっと不気味な、不思議な形である。三又のネーミングは、枝が3本ずつ分岐するような形が由来である。樹皮には、強い繊維があり、それが和紙の原料になる。それは、しわになりにくく高級で、また虫害にもなりにくいので、1万円札などの紙幣や証紙など重要な書類に使われる。
「赤花三叉(あかばなみつまた)」は、戦後、愛媛県の栽培地で発見され、今では黄色花とともによく栽培されているという。



  今日の誕生日の花:スミレ   花言葉:誠実、真実の愛

  今日の一首:花の名をいく度となく問われます先生老いてスミレ花咲く  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)