MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

大犬のフグリという花

2016年03月12日 | Weblog
これは、胡麻葉草(ごまのはぐさ)科、クワガタソウ属の大犬のフグリという花である。この花は、野原でよく見かけるが、開花時期は、 2/ 1 ~ 4/末頃である。雑草のような花であるが、ヨーロッパ地方原産で我が国には、明治時代に渡来。この花は、道端に多く生え雑草のようだが、かたまって咲いているととてもきれい。色はルリ色。日が当たると花びらを広げ、日がかげると閉じる。
この花のネーミングは、丸みのある腎臓形の実が犬のフグリに似ているから、この名前になった。というが、臆面もなく名付けられたものだと思う。
「立犬のフグリ(たちいぬのフグリ)」は、茎が高く立つ。花は「大犬のフグリ」より小さい。
 「犬ふぐり 星のまたたく 如くなり」   高浜虚子




  今日の誕生日の花:ユキヤナギ   花言葉:殊勝、可憐

  今日の一句:揺るるたび花増えてゐる雪柳               伊藤政美

  今日の一首:肩にふれユキヤナギの花散るものをやよいの空のやわらかにあり  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)