世界最古の木造建築、法隆寺に行ってきました。(先月のことですが。)
日本でもっとも古い時期のお寺で、古い仏像もあります。
松並木の参道を歩きます。
松並木の先に、南大門が現れます。
南大門をくぐると、おなじみの景色。1400年の歴史を持つ寺院。大変清々しい雰囲気が漂います。
中門と向こうに見える五重塔。中門には、最古の仁王像さまがにらみを効かせています。
世界最古の木造建築、金堂と五重塔。この2つが横並びの伽藍配置は、日本の仏教寺院で最も古い形と言われます。仏舎利を安置した塔が仏像を祀った金堂と同等の礼拝の対象だったことを意味します。塔は、時代が下がると、塔は、寺のシンボル的存在になり、だんだんと礼拝の中心から離れていきます。
金堂には、飛鳥時代の釈迦三尊像などの金銅仏や、最古の四天王像が祀られています。平安時代以降の日本的な木造仏とは趣の違う大陸風のお姿です。
五重塔の1層目は、東西南北の扉が開いています。そこから中を覗くと、それぞれの面にお釈迦さまの物語の4場面が塑像群で描かれています。
とても1200年も前に作られたとは思えない、リアルな迫力ある造形です。
(残念ですが、仏像等の撮影はできないので、ご紹介できません)
次回に続きます。